t-wadaさん社内講演会
t-wadaさん社内講演会
2025/11/10(月)にプログラマー、テスト駆動開発者として知られている「t-wadaさん」こと「和田卓人さん」に社内講演会を実施いただきました。今回の実施までの経緯から当日の様子などを共有いたします。
経緯
当社(三菱UFJインフォメーションテクノロジー)では外部セミナーに参加しての情報収集やテックブログ、YouTubeによる情報発信を積極的に行っており、今回の社内講演会についてもその一環として実施できないかというところから始まりました。
今回の企画を行ったメンバーの中に和田さんのファンがいたことも一因になっています。
目的
外部より技術的に強みのあるエバンジェリストをお呼びし社内講演をしていただくことで、社内に知見を広め改善へとつなげることを目的として実施しました。
当日:準備・設営
現地とオンラインのハイブリット開催のため、
会場のセッティングに加えて同時中継用のカメラやマイクのセッティングを行いました。

当日:講演セッション
冒頭のあいさつ後、まずは 「単体テストを書く文化を組織に根付かせる戦略」 という内容で1時間ご講演をいただきました。
今回説明いただいた内容には昨今の生成AIの取り扱いも盛り込んでいただいておりました。元々の資料説明だけでも過去の外部講演では1時間超の内容だったのですが、時間の都合もありコンパクトに実施頂きました。


講演後は会場の参加者やオンライン参加者の方からいただいた質問に対してQ&Aコーナーを実施しました。

当日:トークセッション
後半の1時間は社内で実際にCICDなどの開発環境の自動化やアジャイルで開発をしている社員と和田さんによるトークセッションを実施しました。『AI駆動開発』、『開発プロセスモダナイズ』、『アジャイル開発』 というテーマから
- 品質の高い単体テストコードと、その測定方法
- 生成AI時代のエンジニアに求められるスキル
- 実際に手を動かすことの意義
- バイブコーディングという考え方
- AIにどこまで品質保証を任せられるか
- 変化を推進するときに周囲との温度差とどう向き合うか
など多岐にわたる内容について話し合いました。

トークセッション後は前半同様に会場とオンラインにて質問を受け付けQ&Aコーナーを実施しました。

おわりに
今回は「t-wadaさん」こと「和田卓人さん」をお呼びして実施した社内講演会の様子について共有いたしました。
現地参加・オンライン参加を合わせ、延べ300人を超える方々にご参加いただき大変良いイベントとすることができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
和田さんの講演を通じて、社内で講演会を行うノウハウや一線で働いている人に自分たちが意見交換できる場になりました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
この記事としては内容の深い部分には触れておりませんが、後日当社のYouTubeチャンネル「MUIT YouTube」にて企画メンバーによる振り返り動画をアップロード予定になりますので、ご興味のある方は是非そちらもご覧いただけますと幸いです。
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