お名前.com から Cloudflare Registrar にドメイン移管した話
こんにちはーむちょこです。
ずっと利用していたお名前.com をやめて、 Cloudflare Registrar にドメインを移管してみました。
背景に興味がない方は、目次から「移管手順」のセクションに飛んでください。
お名前.com をやめる理由
初めてドメインを取ったのがお名前.com でした。
たぶんその頃は日本語サイトでドメインを取ろうと思ったら真っ先に思い浮かぶのがお名前.com だったような気がします。
それからずーっとお名前.com を使い続けていましたが、その間サービスはいろいろと施策を打つわけです。メールたくさん送ってみたりね。
そうして蓄積されたちょっと嫌なイメージと、値上がりのお知らせと、他のサービスも使ってみたいという好奇心に駆られて今回やめてみることにしました。
Cloudflare Registrar を選んだ理由
とりあえず、エンジニアがたくさんいる commew でみんなは何を使っているのか聞いてみました。
教えてもらったサービスをざっくり調べて作った比較表がこちら。
※価格は目安です。
圧倒的に Cloudflare Registrar が安い(手数料なしの卸価格)のと、 DNS 管理に Cloudflare を利用しているのでここに決めました。
Cloudflare がレジストラサービスもやっていることは全然知らなかったので聞いてみてよかったです。
移管手順
ここからは実際の移管作業を順番に掲載していきます。
1. お名前.com で移管準備
Whois 情報の公開代行設定を解除
Whois 情報の公開代行設定をしている場合は解除しておきます。
AuthCode の確認
ドメイン詳細画面で、 AuthCode を表示してメモしておきます。
2. Cloudflare Registrar で移管申請
お支払い方法の追加
まだ Cloudflare にお支払い情報を登録していない場合は、その登録から始めます。
右上の人アイコン > 請求 > お支払い情報
余談ですが、私は登録したかったセゾンカードがなぜかエラーになってしまい PayPal 経由で同カードを使用するように設定しました。また、 Brave ブラウザだと hCaptcha がバグるようだったので Chrome ブラウザに切り替えて操作しました。
ドメイン移管
Cloudflare ダッシュボードで ドメイン登録 > ドメインの移管 を開きます。
既に Cloudflare にサイトを登録している場合は、登録済みのドメイン一覧がここに表示されます。
移管したくないドメインがあればチェックを外して確認画面へ進みます。
すると移管前のレジストラの承認コードを求められるので、事前にメモしておいた AuthCode を入力して次に進みます。
最後に連絡先を登録したら Cloudflare での手続きは完了です。
3. トランスファー申請の承認
そのまま15分ほど待つと、お名前.com からトランスファー申請承認のための URL がメールで送られます。
URL をクリックして承認を押すと移管作業は完了です。
移管後の TODO
移管状況は Cloudflare のドメインの登録 > ドメインの管理 > 移管したドメインの Manage で確認できます。
完了しているとドメインの有効期限が表示されます。
自動更新設定の確認
ドメインが切れると厄介なので、最初に自動更新設定が有効になっているか確認しておきます。
ドメインの登録 > ドメインの管理 > 移管したドメインの Manage
DNS 設定
次に、ネームサーバーが変わったので DNS 設定の見直しを行います。
右サイドのクイックアクションから「DNSの設定を更新する」をクリックしてください。
DNS レコードにお名前.com のネームサーバの設定があれば「編集」から削除しておきます。
Whois 情報確認
WHOIS検索で対象ドメインの Whois 情報を確認してみます。
レジストラが Cloudflare に変更され、個人情報が「 DATA REDACTED 」で秘匿されているのが確認できました。
これで完了です🎉
Discussion
Cloudflare Registerではなく、Cloudflare Registrarではないでしょうか……
あらま、本当ですね。修正しました!
ご指摘ありがとうございますー!