自作キーボード超初心者が Keyball46 を組み立てるまでのメモ
を買った。
そもそも必要なものが本当に全くわからないので
を眺める。
ProMicro 2個 安価なものやUSB Type-C対応のもの等選べます
キースイッチ 46個 CherryMX互換のもの
直径34mmトラックボール 1個 動作確認で使用します
TRS(3極)ケーブル 1本 TRRS(4極)ケーブルでも可
Micro USBケーブル 1本 ご購入いただいたProMicroに対応するもの
が必要らしい。
まず ProMicro からわからない。
[ATmega32U4] を搭載した[https://www.sparkfun.com/ SparkFun Electronics社]製のプロトタイピングボード。現在多くの[キーボードキット]で採用されている。[Arduino]ファミリーではない。
Microchipの8bitマイコン、[AVR]シリーズの[ATMega32U4]を搭載している。
厳密には、Pro Microクローンが異常に安価で販売されているため、クローンが採用されている。クローンは青い基板、SparkFun製は赤い基板である。
Pro Micro は端子が弱かったりするので、コンスルーというのを使って Pro Micro を簡単に交換できるようにするのが一般的っぽい。
Pro Micro はコンスルーがついているのが遊舎工房だけ? オリジナル? っぽい
トラックボール
軸は静音黒とロープロファイル適当にした。
軸の違いはここを見た。
クリック音が楽しそうなので青がいいかなという気もしたけれど、今使っているキーボードが茶で、音が気になるときがあるので静音っぽいのがいいかなと思い直した。
TRS(3極)ケーブルはイヤホンとかのやつらしい。
Cherry MX LowProfile のスイッチに Cherry MX のキーキャップは嵌まらないっぽい?
LowProfile 用のキーキャップはこれくらいしか見当たらない。
PCB ソケットというものを基盤にはんだ付けすることによってキースイッチを交換できるようになるが、Cherry MX と Kailh Choc では異なるらしい。
Keyball46 には Cherry MX 用のソケットが付属するが、親指をロープロファイルにするためには別途ソケットとスイッチとキャップを買う必要がありそう。
Cherry MX LowProfile 用のキャップの選択肢が皆無なようなので、実際そうするしかないようだ。
Cherry MX LowProfile に Cherry MX のキャップがはまると思ったがはまらないらしい。買ってしまったがどうしたものか。
以下のどれかになると思われる。
- 対応しそうなキーキャップを買う
- Kailh Choc 用のソケットとスイッチとキャップを買う
- ロープロファイル化は諦める
Twitter で見た、親指はロープロファイルじゃないとトラックボールとの干渉がつらいというのが気になっており、親指ロープロファイルを目指したものの、とりあえずよくわかっていないし 3 にしようと思い直す。
Cherry MX のスイッチを買ったのでキャップをどうするか。
とりあえず今使っている Kinesis Advantage のキャップを流用してから考えるでいいかなぁ。
あとははんだづけ用品を買う必要がある。
- はんだごて
- はんだ
- こて台
- はんだ吸い取り線
- ニッパー
- ピンセット
- 作業マット
あたりが必要そう。
こては使ってる人が多いらしいやつ
こて先は平たいのがいいらしい
吸い取り線は安いやつ
逆作用ピンセット
安いこて台
安いテスター
はんだは買い忘れていたのでホームセンターで 0.8mm の鉛いりのやつをかった
マットは100均でキッチン用のシリコンマット
その後無事完成
よかったこと
- 無事動いた
- 触ってみたらロープロファイルが気になってきたのでキャップはむしろ流用で保留でよかった
- はんだづけによる接触不良はなさそうだった
- 平たいこて先は便利だった
- 逆作用ピンセットが慣れるまで大変だったが慣れたらダイオードつけやすかった
- ホームポジションを示す突起が欲しくなって100均で買ったデコレーションシールが結構いい感じだった
もっとうまくできたこと
- pro micro のコンスルーは実はついてくるので単体を買えばよかった
- cherry mx low profile スイッチが完全に無駄だった
- 真ん中の突起の都合上そもそもこの基盤にはどうやっても刺さらないことがわかった
- 刺さったとしてもキーキャップも cherry mx 用をそのまま使うと問題があり、押したらそのまま戻ってこなさそうということも調べたらわかった
- 手元の kinesis advantage のキャップだと、ギリギリ使えそうな雰囲気ではあった
- ロープロファイルがやりたいなら、kailh choc 用の pcb ソケットとスイッチ、キャップ、m2 4mm スペーサーが必要
- 商品説明にはまさにそう書いてあるのだけれど、「自作キーボードに詳しい方は」の表記にびびって、スイッチでできるならそれでいいじゃんとか思ってしまった
- m2 4mm スペーサーは全体ではなく親指のみロープロファイルでも必要だった
- どのみち cherry mx low profile は刺さらないのでパーツ足りなかったけども
- リセットスイッチと TRS ケーブルを挿すやつを裏側につけてしまい焦った
- ハンダ吸い取り線を使うときはさっさと高温にしてやらないと、だんだん溶けにくくなって大変
- テスターは通電してたら音が鳴るようなやつだと思ったけど多機能な割にそういう機能だけなかったのでもうちょっと別のほうがよかったかも
- 似て非なるネジがあるのでマットはネジおきがあるようなやつのほうがよかった
- スイッチは差し込みを慎重にやらないとピンが折れる
- キーが反応しない問題は全部これだった