💬

[メモ] OMV6でNASる (x86_64系/2022年初夏)

2022/07/01に公開

概要

環境

  • x86_64系のPC (インストール先が全部消去される)
    • PC
      • CPU:
      • Memory:
      • Storage:
      • LAN:
  • Windows PC
    • ISOイメージのダウンロードと、rufusでUSBへISOイメージ書き込み
    • ブラウザ開いて、OpenMediaVaultのWebUIに接続

手順

DietPi (v8.5x)

DietPi::インストール

  1. DietPiのサイトで、[Download] => [PC/VM]にてフィルタ。Native PC(UEFI) をクリック、Installer Imageから、ファイルをダウンロード。解凍して、ISOファイルを焼く。OMV6をインストールするので、Bullseye であること。

    https://dietpi.com/downloads/images/DietPi_NativePC-UEFI-x86_64-Bullseye_Installer.7z

  2. USBメディアから起動。 電源入れたら、[F12]をぽちぽちおすと、起動デバイスが選べる機種がおおいかと。

  3. Clonezillaが起動する. 基本Enterキー。インストール先を間違えないように

  4. インストールが終わると、電源オフになる。

  • うまくインストーラーが起動しない場合
    • BIOS設定で、Secure bootを、Disabled に。
    • だめなら、Native PC(BIOS/CSM)を使ってみる

DietPi::初期設定

  1. 有線接続(Ethernet)して、電源オン。

  2. 初回起動時

    1. 初回ログイン: ユーザ:root / パスワード:dietpi
    2. ネットにつながって、自動更新される。
    3. DietPi-Softwareでインストールするソフトのデフォルトパスワードdietpiを変更するか?
      => <OK>変更する / <Cancel>変更しない
    4. rootdietpiというユーザのパスワードを変更するか?
      => <OK>変更する / <Cancel>変更しない
      =>パスワード入力
    5. シリアルコンソールを禁止するか
      => <OK>禁止する / <Cancel>禁止しない
    6. DietPi-Softwareというのが立ち上がる。
  3. DietPi-Software
    <OK>で選択、<Back> <Exit>で戻る

    • DietePi Config
      • Advanced Options > RTC mode > [Emulate] => [Hardware]に変更
      • Language/Regional Options > TimeZone(default: Europe/London)とKeyboard(default gb)の設定変更
      • <Exit>で戻る)
    • DietPi-Software
      • SSH Server: [Dropbear] => [Open SSH Server]に変更
      • 設定したら、"Install"を選択
      • Would you like to begin? で <Ok>
  4. DietPi-Surveyに参加する(1:OptIn)か、参加しない(0:OptOut)か選ぶ。

  5. (Optional) apt-cache-server があれば、設定する。

    echo 'Acquire::http::Proxy "http://apt-cache-server.local:3142";' | sudo tee /etc/apt/apt.conf.d/02proxy
    
  6. reboot # 再起動

sshでrootログインできるようになってます。

OpenMediaVault 6

OMV6::インストール

  • rootでログインして、以下実行

    time sudo bash -c 'wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | bash'
    
    # 再起動
    reboot
    
  • おそらく、nginxの起動に失敗しているので、以下実行

    # nginxが起動してるか確認
    systemctl status nginx.service
    # logがどうこうでErrorだったらフォルダ作成
    mkdir /var/log/nginx
    # nginxサービス再起動
    systemctl restart nginx.service
    
    # 一応、再起動
    reboot
    

OMV6::初期設定

  1. なんらかのPCで、ブラウザを開いて、http://<OMVをインストールしたPCのIPアドレス>/にアクセス

  2. ログイン: ユーザ:admin / パスワード:openmediavault

    • パスワード忘れたら、omv-firstaid をコマンドラインで実行
  3. 基本: 設定 - 個々のメニューで設定を [Save/保存]して、上に黄色いのが出てきたら、✓[Apply/適応]を押して、Confirmにチェックを入れて、[はい]を押す。

  4. 右上の歯車のアイコンをクリックして、

    • Change Password: Webログインパスワード変更
    • Language > 日本語
  5. Networkネットワーク => 一般 => ホスト名
    => PCの名前を付ける(例: omv6)

    • 適用後、帰ってこない場合は、IPが変わった可能性があるので、ログインして確認。再起動するとよいかも
    • omv6.local などでアクセスできるかも。
      • 例: ping omv6.localssh root@omv6.localhttp://omv6.local
  6. Systemシステム =>

    1. Date & Time 日付と時刻=> Time zoneタイムゾーン設定
    2. omv-extras
      • Portainer
         - => Install インストール で Dockerもインストールされるハズ
         - http://hostname:9000/ でアクセス
    3. Pluginsプラグイン クリックしたら、インストールボタン。
      • openmediavault-sharerootfs : システムのドライブ上のフォルダを共有できるようにする
      • openmediavault-wetty : ブラウザからターミナル (http://hostname:2222/)
      • openmediavault-kvm : kvm仮想機械 使う場合
  7. Storageストレージ

    1. 共有フォルダ
      +ボタンで作成 (ファイルシステム:/dev/sda2になるかな?)
      • data: OMV/data (絶対パス /OMV/data)
      • home: home (絶対パス /home)
  8. Services サービス

    1. Wetty Enabled有効
    2. SMB/CIFS
      1. 設定: 有効 (一番下の、保存を押す)
      2. 共有: + ボタンで作成
        1. Shared folder: OMV/data を指定
          1. ごみ箱有効化?
  9. ユーザー

    1. 設定 > ユーザーのホームディレクトリ
      1. 有効、OMV/home指定
    2. ユーザー + ボタンで作成
      • 名前(ログイン名):
      • Email: (空白でよい)
      • パスワード / 確認
      • シェル: /bin/bash (お好みで)
      • グループ
        • adm :
        • docker : Docker用
        • kvm, libvirt, libvirt-qemu : KVM用
        • sambashare :ネットワークフォルダ用(SMB)
        • ssh : sshログイン用
        • sudo : sudo用
        • users: ユーザなら

以上で、↓ができるハズ。

omv6.localでだめなら、直接 IP を入れる

  • ブラウザで http://omv6.local/ で OMVのWebログイン
  • (SMB) Windowsエクスプローラから、\\omv6.local でアクセスして、作成したユーザ・パスワードで、dataフォルダがみれるハズ
  • (ssh)ssh tsukutta_user@omv6.local で、sshログインできるはず
  • (wetty) ブラウザで http://omv6.local:2222/ で webベースのssh
  • (portainer) ブラウザで http://omv6.local:9000/
    • 再起動しろ、とかでてきたら、OMV管理から、Plugins > omv-extras > Docker で Restart再起動ボタンを押す
  • (KVM ... あとで詳しく書く) poolを作って Activate, NetworkをActivate, ISOをpoolにつっこんで、VMsからVM作成

TODO (期待薄?)

  • 外部ストレージ使用
  • KVMの使い方説明
    • Windows 10 ゲストとか
    • vagrant で使う、とか
  • dockerでのサービス類 とか

Discussion