[メモ] OMV6でNASる (x86_64系/2022年初夏)
概要
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DietPiベースにして、OpenMediaVaultを入れて、NASを作る
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OMV6はDebian11(Bullseye)、OMV5はDebian10(Buster)、と依存している。
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プラグイン()を使って、rootfsにあるフォルダを共有フォルダにする。
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OMV5でNASる (x86_64系/2021年初夏) の OMV6版
環境
- x86_64系のPC (インストール先が全部消去される)
- PC
- CPU:
- Memory:
- Storage:
- LAN:
- PC
- Windows PC
- ISOイメージのダウンロードと、rufusでUSBへISOイメージ書き込み
- ブラウザ開いて、OpenMediaVaultのWebUIに接続
手順
DietPi (v8.5x)
DietPi::インストール
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DietPiのサイトで、[Download] => [PC/VM]にてフィルタ。Native PC(UEFI) をクリック、Installer Imageから、ファイルをダウンロード。解凍して、ISOファイルを焼く。OMV6をインストールするので、Bullseye であること。
https://dietpi.com/downloads/images/DietPi_NativePC-UEFI-x86_64-Bullseye_Installer.7z
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USBメディアから起動。 電源入れたら、[F12]をぽちぽちおすと、起動デバイスが選べる機種がおおいかと。
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Clonezillaが起動する. 基本Enterキー。インストール先を間違えないように
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インストールが終わると、電源オフになる。
- うまくインストーラーが起動しない場合
- BIOS設定で、Secure bootを、Disabled に。
- だめなら、Native PC(BIOS/CSM)を使ってみる
DietPi::初期設定
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有線接続(Ethernet)して、電源オン。
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初回起動時
- 初回ログイン: ユーザ:
root
/ パスワード:dietpi
- ネットにつながって、自動更新される。
- DietPi-Softwareでインストールするソフトのデフォルトパスワード
dietpi
を変更するか?
=><OK>
変更する /<Cancel>
変更しない -
root
とdietpi
というユーザのパスワードを変更するか?
=><OK>
変更する /<Cancel>
変更しない
=>パスワード入力 - シリアルコンソールを禁止するか
=><OK>
禁止する /<Cancel>
禁止しない - DietPi-Softwareというのが立ち上がる。
- 初回ログイン: ユーザ:
-
DietPi-Software
<OK>
で選択、<Back>
<Exit>
で戻る- DietePi Config
- Advanced Options > RTC mode > [Emulate] => [Hardware]に変更
- Language/Regional Options > TimeZone(default:
Europe/London
)とKeyboard(defaultgb
)の設定変更 - (
<Exit>
で戻る)
- DietPi-Software
- SSH Server: [Dropbear] => [Open SSH Server]に変更
- 設定したら、"Install"を選択
- Would you like to begin? で
<Ok>
- DietePi Config
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DietPi-Surveyに参加する(1:OptIn)か、参加しない(0:OptOut)か選ぶ。
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(Optional) apt-cache-server があれば、設定する。
例echo 'Acquire::http::Proxy "http://apt-cache-server.local:3142";' | sudo tee /etc/apt/apt.conf.d/02proxy
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reboot
# 再起動
sshでroot
ログインできるようになってます。
OpenMediaVault 6
OMV6::インストール
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rootでログインして、以下実行
time sudo bash -c 'wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | bash' # 再起動 reboot
-
おそらく、
nginx
の起動に失敗しているので、以下実行# nginxが起動してるか確認 systemctl status nginx.service # logがどうこうでErrorだったらフォルダ作成 mkdir /var/log/nginx # nginxサービス再起動 systemctl restart nginx.service # 一応、再起動 reboot
OMV6::初期設定
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なんらかのPCで、ブラウザを開いて、
http://<OMVをインストールしたPCのIPアドレス>/
にアクセス -
ログイン: ユーザ:
admin
/ パスワード:openmediavault
- パスワード忘れたら、
omv-firstaid
をコマンドラインで実行
- パスワード忘れたら、
-
基本: 設定 - 個々のメニューで設定を [Save/保存]して、上に黄色いのが出てきたら、✓[Apply/適応]を押して、Confirmにチェックを入れて、[はい]を押す。
-
右上の歯車のアイコンをクリックして、
- Change Password: Webログインパスワード変更
- Language > 日本語
-
Networkネットワーク => 一般 => ホスト名
=> PCの名前を付ける(例: omv6)- 適用後、帰ってこない場合は、IPが変わった可能性があるので、ログインして確認。再起動するとよいかも
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omv6.local
などでアクセスできるかも。- 例:
ping omv6.local
、ssh root@omv6.local
やhttp://omv6.local
- 例:
-
Systemシステム =>
- Date & Time 日付と時刻=> Time zoneタイムゾーン設定
- omv-extras
- Portainer
- => Install インストール で Dockerもインストールされるハズ
- http://hostname:9000/ でアクセス
- Portainer
- Pluginsプラグイン クリックしたら、インストールボタン。
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openmediavault-sharerootfs
: システムのドライブ上のフォルダを共有できるようにする -
openmediavault-wetty
: ブラウザからターミナル (http://hostname:2222/) -
openmediavault-kvm
: kvm仮想機械 使う場合
-
-
Storageストレージ
- 共有フォルダ
+ボタンで作成 (ファイルシステム:/dev/sda2
になるかな?)-
data
:OMV/data
(絶対パス/OMV/data
) -
home
:home
(絶対パス/home
)
-
- 共有フォルダ
-
Services サービス
- Wetty Enabled有効
- SMB/CIFS
- 設定: 有効 (一番下の、保存を押す)
- 共有: + ボタンで作成
- Shared folder: OMV/data を指定
- ごみ箱有効化?
- Shared folder: OMV/data を指定
-
ユーザー
- 設定 > ユーザーのホームディレクトリ
- 有効、OMV/home指定
- ユーザー + ボタンで作成
- 名前(ログイン名):
- Email: (空白でよい)
- パスワード / 確認
- シェル:
/bin/bash
(お好みで) - グループ
-
adm
: -
docker
: Docker用 -
kvm, libvirt, libvirt-qemu
: KVM用 -
sambashare
:ネットワークフォルダ用(SMB) -
ssh
: sshログイン用 -
sudo
: sudo用 -
users
: ユーザなら
-
- 設定 > ユーザーのホームディレクトリ
以上で、↓ができるハズ。
※omv6.local
でだめなら、直接 IP を入れる
- ブラウザで http://omv6.local/ で OMVのWebログイン
- (SMB) Windowsエクスプローラから、
\\omv6.local
でアクセスして、作成したユーザ・パスワードで、data
フォルダがみれるハズ - (ssh)
ssh tsukutta_user@omv6.local
で、sshログインできるはず - (wetty) ブラウザで http://omv6.local:2222/ で webベースのssh
- (portainer) ブラウザで http://omv6.local:9000/
- 再起動しろ、とかでてきたら、OMV管理から、Plugins > omv-extras > Docker で Restart再起動ボタンを押す
- (KVM ... あとで詳しく書く) poolを作って Activate, NetworkをActivate, ISOをpoolにつっこんで、VMsからVM作成
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