FlutterパッケージのPrivacy Manifests対応バージョン
はじめに
Upcoming third-party SDK requirementsで名指しにされたFlutterのパッケージを、最低でどこまでバージョンをあげればいいのか調べました。(※pubdevにあるFlutterのパッケージだけです)
対応されているパッケージはとりあえず最新に上げとけば大丈夫でしょうが、プロジェクトの都合上、安易にアプデ出来ないこともあると思うので(私がそう)、その際の参考になれば幸いです。
(Privacy Manifestsが発表されてからのバージョンってほぼ最新だろうから調べる意味ないだろって感じですが、一応ね)
対応バージョン
connectivity_plus
device_info_plus
file_picker
Flutter
(パッケージじゃなくてFlutter本体だけど)
flutter_inappwebview
未対応のようです。
対応の意思はあり、PRも出てますが、まだマージされていません。
flutter_local_notifications
fluttertoast
8.2.5
で対応されています。
changelogの#489です。
geolocator_apple
hermes
4年もメンテされてないから、多分これじゃない。
ReactNativeのにある同名のやつの話みたい。
image_picker_ios
image_pickerから引っ張ってくる場合は、image_picker: 0.8.5
からになります。
(0.8.5
になるタイミングでimage_picker_ios: ^0.8.4+11
が指定されています。)
leveldb
issuesも立ってないからこれじゃないはず。
多分こっち。
package_info_plus
path_provider
2.0.12
から対応されています。
(対応しているpath_provider_foundationを引っ張ってきてるのが、2.0.12
になる時からなので。)
path_provider_ios
path_provider_foundationに置き換えられています。
path_provider_foundationは2.3.2
から対応されています。
share_plus
shared_preferences_ios
shared_preferences_foundationに置き換えられています。
shared_preferences_foundationは2.3.5
から対応されています。
shared_preferencesから引っ張ってくる場合は、shared_preferences: 2.0.16
からになります。
2.0.16
になるタイミングで、shared_preferences_foundation: ^2.1.0
が指定されています。
(わざわざコミット履歴漁らんでも、Changelogに書いとるやん…)
sqflite
url_launcher
6.2.0
から対応されています。
(6.2.0
になる時にurl_launcher_ios: ^6.2.0
が指定されています。)
url_launcher_ios
video_player_avfoundation
video_playerから引っ張ってくる場合は、video_player: 2.8.0
からになります。
(2.8.0
になるタイミングで、video_player_avfoundation: ^2.5.0
が指定されています。)
wakelock
issuesは立っていますが、未対応のようです。
代わりにwakelock_plusを使って欲しいとのことです。
webview_flutter_wkwebview
webview_flutterから引っ張ってくる場合は、webview_flutter: 4.5.0
からになります。
(4.5.0
になるタイミングで、webview_flutter_wkwebview: ^3.10.0
が指定されています。)
終わりに
無事に5月を迎えられることを祈ります。
(記事を公開した直後に結構対応進んでたみたいで良かった)
※2024/3/30追記
空のPrivacyInfoは必要ないみたいな話もあるようで、もうどうすりゃいいかわかんないですね…
Flutter: 3.19
が必要なのは変わりませんが。
※2024/4/19追記
↑そんなことはない気がするので、対応するのが丸い気がします。
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