Closed7

開発生産性について考えられるようになるにはどうすれば良いのか考える

mskmsk

概要

チームでリードタイムについて考える時間をとるようになったので、まとめる。

2023 年 7 月時点では以下。

  • LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する
mskmsk

LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する

https://book.impress.co.jp/books/1118101029

通称、DORA・Accelarete 本、Four keys とケイパビリティから開発生産性について述べられた本。生産性について考える際に、必ずといっていいほど出る書籍。

2023 年 7 月 13 日(木)に「開発生産性 Conference」というカンファレンスが開催さらた。著者が基調講演としてよばれた。

https://dev-productivity-con.findy-code.io/

現在、DORA を作成した会社は Google に買収された。そのため、Google Cloud のテックブログが常に最新の情報を出している。

https://cloud.google.com/blog/ja/products/devops-sre/dora-2022-accelerate-state-of-devops-report-now-out

mskmsk

Four keys

Four keys とは、ソフトウェア開発チームのパフォーマンスが示す 4 つの指標。
具体的には下表の通り。

項目 概要
デプロイの頻度 組織による正常な本番環境へのリリースの頻度
変更のリードタイム commit から本番環境稼働までの所要時間
変更障害率 デプロイが原因で本番環境で障害が発生する割合(%)
サービス復元時間 組織が本番環境での障害から回復するのにかかる時間

https://cloud.google.com/blog/ja/products/gcp/using-the-four-keys-to-measure-your-devops-performance

mskmsk

ケイパビリティ

ケパビリティあhAccelarate 本によると以下の定義。

ケイパビリティ(組織全体やグループとして保持する機能や能力)

ざっくりいうと、Four keys を高めるための要素。

DevOps の能力 に最新版が記載されていたので下表の通りまとめる。

大項目 項目 内容
技術に関する能力 クライドインフラストラクチャ
コードの保守性
継続的デリバリー
継続的インテグレーション
継続的なテスト
データベースのチェンジマネジメント
デプロイの自動化
チームのツール選択をサポート
疎結合アーキテクチャ
モニタリングとオブザーバビリティ
セキュリティのシフトレフト
テストデータ管理
トランクベース開発
バージョン管理
プロセスに関する能力 お客様のフィードバック
システムをモニタリングして的確な判断
障害の予兆通知
変更承認の効率化
チームのテスト
バリューストリームでの作業の可視性
ビジュアル管理機能
仕掛かり制限
小さいバッチ単位の作業
文化に関する能力 創造的な組織文化
仕事の満足度
学習文化
変革型リーダーシップ

https://cloud.google.com/architecture/devops?hl=ja

以下の資料がわかりやすい。

https://speakerdeck.com/tyankamo/huakutokarashi-merugai-shan-apuroti-leantodevopsfalseke-xue-woshi-jian-site?slide=49

mskmsk

学び方

本を読む

当たり前だけど本を読む。

https://book.impress.co.jp/books/1118101029

textafm を聞く

textafm でぴくすたの CTO の方と t_wada さんが Accelarete 本について解説する。
書籍の背景や体験談などを語っている。それぞれの回で参考にしたリンクもあるので、参考だけでもみるべき。

https://open.spotify.com/episode/7JP6BFOB2grTJt5V3VmI9Z

https://open.spotify.com/episode/5SD3eaH9ysflF4XfozMLaj

日本企業で実践した例を学ぶ

実践例から学ぶ。

「ファクトから始める改善アプローチ 〜「LeanとDevOpsの科学」を実践して〜 」

ビズリーチ(Visinal グループ)の実践例。

https://engineering.visional.inc/blog/412/devops-days-tokyo-2022-after/

https://speakerdeck.com/tyankamo/huakutokarashi-merugai-shan-apuroti-leantodevopsfalseke-xue-woshi-jian-site

CTOとして招聘されて1年でDX Criteriaを大幅改善するために追求した唯一の成果指標

https://speakerdeck.com/uzabasetech/18-e-5-uzabase-gao-shan-wen-debusamideng-tan-zi-liao

このスクラップは2023/09/02にクローズされました