技術書をPDFでも購入できる出版社とサイト
概要
kindle は読みづらかったり書き込みづらかったり自分の PDF リーダーで読み込なかったりと勉強には不向きな印象が個人的にはあります。
そこで、技術書を PDF でも手に入る出版社とサイトについてまとめます。
一覧
技術評論社
技術系雑誌の「WEB+DB PRESS」「Software Design」も PDF で買えます。
また、資格の合格教本系を取りそろえています。
翔泳社
毎年、IT エンジニア本大賞を開催している出版社です。
定期的に 50%が翔泳社のポイントに還元されるキャンペーンを開催しているので要チェックです。
50%還元対象が紙か PDF かはキャンペーンによって異なります。
マイナビブックス
「ノンデザイナーズ・デザインブック」「セキュアバイデザイン」「単体テストの考え方/使い方」を出版している出版社です。
インプレス
「スッキリわかる」シリーズや、「いちばんやさしい」シリーズなどを出版しています。
O’Reilly
O’Reilly の書籍は kindle 版がないので、電子書籍版がないと思われがちですが、公式サイトでば PDF 版を購入できます。
また、和書は少ないですがサブスクリプションも存在します。
サブスクリプションには O'Reilly の書籍だけでなく Packt や Appress などの書籍も閲覧できます。
そのため、新規技術をググるときには、Google よりもサブスクリプションで検索をかけた方が良かったりするので、重宝しています。
達人出版会
オーム社(「テスト駆動開発」「リファクタリング」など)が PDF の販売を委託しています。
「実践 Vim」の紙版は絶版ですが、PDF が達人出版で売られています。
ラトルズ
ラムダノート
ラムダノートの公式サイトで書籍を購入すると1つ分の値段で紙と電子書籍を両方購入できるので、ラムダノートの本を購入される方に強く薦めています。
IT エンジニア大賞 2021 で大賞(技術書部門)を受賞した「Engineers in VOYAGE ── 事業をエンジニアリングする技術者たち」はラムダノートから出版されています。
PEAKS
技術書のクラウドファンディングサイトです。
一度に PDF を両方購入できるかは、商品によります。
過去には、自分の名前がクレジット掲載されるプランもりました。
BOOTH
出版社経由ではなく、作者本人が技術同人誌として販売しています。
1回購入することで、紙と PDF を両方取得できたりします。
しかし、ものによっては PDF しかない場合もあります。
後述する技術書典の紙書籍を技術書典で購入できたりします。
技術書典
公式サイトには電子版しか売られていませんが、イベント会場で紙版を購入できます。
完全オンライン開催の中は、紙と PDF の両方を購入できました。
イベント終了後に Booth で紙書籍が販売される場合もありますが、イベントでしか購入できない場合も多いです。
その他
PDF で購入できませんが、気になったものを記述しました。
オーム社
「テスト駆動開発」などを出版しているオーム社は自社の電子書籍ストアを終了してしまったそうです。
達人出版で pdf の販売を委託していました。
この記事では以下の記述がありました。
このことを考えると、電子書籍サイトにベンダーロックの状態にならない PDF を出版してくれる出版社は偉大だと考えられました。
DRM 付きで販売している電子書店は一般的に、サービスが終了すると購入済みの電子書籍も読めなくなるが、オーム社 eBook Store は DRM フリーのため、「サービスが終わっても手元に本が残る」と評価する声も集まっている。
また、関連としては以下の記事がありました。
ブックパブ
以前は運営していたらしいですが、現在はホームページが閉鎖しており購入できない状態となっています。
参考
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