【AWS EC2】Amazon Linux2とAmazon Linux 2023【比較】
概要
Amazon Linux2 | Amazon Linux 2023 | |
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略称 | AL2 | AL2023 |
リリース開始 | 2018年6月26日 | 2023年3月15日 |
サポート期限 | 2025年6月30日 | 2028年3月15日 |
ベースOS | RedHat 7 | Fedora 34~36 |
ログインユーザ名 | ec2-user | ec2-user |
Tera Term 対応Ver | 4.XXX | 5.XXX beta1 |
パッケージ管理 | yum | dnf |
crond・rsyslogなど | インストール済 | 未インストール |
サポート期限
Amazon Linux2
Q:Amazon Linux 2 のサポートはいつ終了するのですか?
Amazon Linux 2 のサポート終了日 (EOL、End of Life) は、次のバージョンへの移行に十分な時間を提供するために、2023 年 6 月 30 日から 2025 年 6 月 30 日に 2 年間延長されました。
Amazon Linux 2023
2023 を含む各メジャーバージョンには、5 年間の長期サポートが付属します。
Amazon Linux 2023 – 長期サポート付きのクラウド最適化 Linux ディストリビューション
ベースOS
Amazon Linux2
こちらは RHEL7 / CentOS7 をベースとしていると言われております。Systemd が採用されていることからも、実際の操作は RHEL7/CentOS7 に近いです。
Amazon Linux は何系のディストリビューションに該当するのか
Amazon Linux 2023
Amazon Linux 2023はFedoraをベースとしています。
AWSに最適化された「Amazon Linux 2023」正式リリース
Tera Term 対応Ver
Amazon Linux 2023では、opensshサーバーの設定において、デフォルトでRSA/SHA1(ssh-rsaシグネチャ)が無効化されてますので古いsshクライアント(主にteraterm4系)を使用している場合にはsshログインしようとしてもエラーではじかれます。
Amazon Linux 2023を触ってみて質問がありそうなことをまとめてみました
パッケージ管理
DNFはyumの後継であり、Fedora 22からyumに代わりデフォルトのパッケージ管理システムとして採用されている。
crond・rsyslogなど
dnf install -y cronie
systemctl enable crond.service
systemctl start crond.service
systemctl status crond.service
dnf install -y rsyslog
systemctl enable rsyslog.service
systemctl start rsyslog.service
systemctl status rsyslog.service
特に気になるのはcrond.serviceとrsyslog.serviceがAmazon Linux 2023ではデフォルトではインストールされていないことでしょうか。
Amazon Linux 2023とAmazon Linux2のデフォルトで起動しているサービスやインストールされているパッケージを比較してみた _ DevelopersIO
備考
AL2023・AL2025・AL2027
これらの2年間の各期間中、メジャーリリースは3か月ごとにアップデートを受け取ります。
2023を含む各メジャーバージョンには、5年間の長期サポートが付属します。最初の2年間の期間が経過すると、各メジャーバージョンは3年間のメンテナンス期間に入ります。
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