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【初心者向け】単体テスト手順_Ciscoコマンドあり
単体テストとは
ネットワーク機器に初期不良などの問題がないか確認する試験のことを指します。
今回使用した機器:C9200
試験項目
- 外観確認・・・機器に傷やへこみがないか
- 電源起動確認・・・電源ケーブルを接続して、正常に起動するか
- LEDステータス確認・・・電源LEDが緑色に点灯するか
- コンソールログイン・・・機器とPCをコンソールケーブルで繋げてログインできるか
- POST確認(スイッチのみ)・・・起動時の自己診断が問題ないか
- 機器正常性確認・・・機器の環境状態(FAN/電源/温度)の確認して問題ないか
- OS確認・・・想定通りのバージョンであること
- I/Fモジュール確認(モジュールが複数ある場合)・・・想定通りのモジュール搭載になっていること
- SFPモジュール確認・・・想定のSFPが想定ポートに搭載されていること
- シリアル管理・・・機器のシリアルを確認(SN:〇〇と表記されることが多い)
- 再起動確認・・・再起動を行い、正常に起動するか
- Config確認・・・設定を投入してから、正常に投入されたか確認
それぞれ項目ごとにログを取得していきます。
機器やバージョンによってコマンドが異なりますが、大まかな流れは同じです。
試験結果表に記載する項目の一例です。
- 項番
- 項目名(外観確認など)
- 対象(ホスト名/IP)
- 試験内容(概要/判定基準)
- 実施日
- 判定(OKやNGなど)
- 備考
単純作業ではありますが、
項番のずれやコマンドの取り忘れ、ログ名の間違いなどあるとのちのち大変です(経験者)
駆け出しの人に任されることも多いので1つ1つ確認しながらやっていきましょう!
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