MacでUTM-Windowsを動かす時のカスタマイズ
不要なアプリの削除
事前にソリティアなどいらないアプリはアンインストールしておく。特にOneDriveはメモリを無駄遣いするので消しておく。Teamsもいらない。特にこれらを消さないとwingetなどをWindows Storeからアップデートする時に不要なアプリまでアップデートが走るので時間がかかる。
必要に応じて日本語化を行う
日本語化パック、Windows Storeを更新するとまた不要なアプリがインストールされるので再起動後に適宜いらないアプリを削除するのが良い(特に常駐系アプリ)日本語化パックを適用してから不要なアプリの削除をした方が良いかも。
日本語化パックを有効化した後の再起動で有効化するのに時間がかかるので暫く待つこと
ホスト側のカスタマイズ
Mac側でkarabinerを使っているとき
karabinerでキーボードをカスタマイズしている時は、カスタマイズしているjsonファイルのbundle_identifiersに
"^com\\.utmapp\\.UTM$”
を追加する必要あり(Microsoft Remote Desktopは標準で設定済み)。simple Modificationsの設定の仕方は不明
UTM/Windows Remote Desktop
guest osのWindws11でブラウザなどのタブを閉じるつもりでcmd+wをうっかり押すと、ゲストOSを閉じる動作になって危険なので、Mac側で閉じるのショートカットをOption+wなどに変更しておく。下記のキャプチャはUTM。Windows Remote Desktopも同様に変更する(ショートカットはClose
になるので注意)参考:
MacからWindowsにリモートデスクトップ(Remote Desktop)
GuestOS Win側のカスタマイズ
大前提として、MacにWin用のキーボードを繋いでいます。
Ctrl、Cmdキー
Mac側でCtrl、Cmdキーなどを入れ替えている場合、色々と不便なのでWin側で元の配列に戻す。
Karabinerで入れ替え直すのが無難そう。以下のような定義を追加する(設定先はMicrosoft Remote Desktop)
{
"description": "RDPアプリ使用中は、左のcommandキーがWindowsにおけるControlキーとして動作する",
"manipulators": [
{
"type": "basic",
"from": {
"key_code": "left_command",
"modifiers": {
"optional": [
"any"
]
}
},
"to": [
{
"key_code": "left_control"
}
],
"conditions": [
{
"type": "frontmost_application_if",
"bundle_identifiers": [
"^com\\.2X\\.Client\\.Mac$",
"^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
]
}
]
}
]
},
{
"description": "RDPアプリ使用中は、左のcontrolがWindowsにおけるWindowsキーとして動作する",
"manipulators": [
{
"type": "basic",
"from": {
"key_code": "left_control",
"modifiers": {
"optional": [
"any"
]
}
},
"to": [
{
"key_code": "left_command"
}
],
"conditions": [
{
"type": "frontmost_application_if",
"bundle_identifiers": [
"^com\\.2X\\.Client\\.Mac$",
"^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
]
}
]
}
]
}
Macに繋がっているキーボードによってはMicrosoft Remote DesktopのWindows上で正しく日本語キーボードと認識しない場合がある。その場合は下記のBlog参照のこと。
Mac からのRDP 接続で日本語キーボードを設定する - Qiita
スクロールの方向
UTMを使っている場合、マウスのホイールスクロールの方向が逆になる。レジストリを書き換えても何故か治らないのでペンディング。Microsoft Remote Desktopだとこの問題は起きない。
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