Windows 累積更新プログラムをオフライン適用する
はじめに
オフライン環境でWindows Updateを実施する必要があったのですが、
正直なところ、今まであまりやったことなかったので、改めて調べて検証しました。
環境
- Windows Server 2022 (21H2)
※他バージョンのサーバでも同様の手順で対応可能です。
前提
オフラインで適用する対象とは別に、インターネットに接続できる端末1台用意してください
(ブラウザが利用できれば、サーバ/クライアントPCどちらでも問題ありません)
本題
今回は、2023年10月の累積更新プログラムを適用してみます。
1.適用する累積更新プログラムのKB番号特定
インターネットに接続できる端末で、「2023年10月 累積更新プログラム windows server 2022」等のワードで検索すれば、情報が出てきます。
今回の場合、2023 年 10 月のセキュリティ更新プログラム (月例)に最終的にたどり着くことが出来ればOKです。
当該ページの下の方に、「2023 年 10 月のセキュリティ更新プログラム一覧」のページがあります。
そこから、「関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ」のKB番号のWebページのリンクがあるので、そこに飛びます。
2.累積更新プログラムのダウンロード
上記手順で飛んだページの下部に「この更新プログラムの入手方法」という項目があるので、
そこから、Microsoftのカタログのページに飛びます。
そこで、累積更新プログラムをダウンロードします。
3.更新プログラムのインストール
ダウンロードしたプログラムをサーバ上に持ち込み、msuファイルを実行し、再起動して完了です
適用前のBefore/Afterです。
PowerShellで「Get-Hotfix」コマンドを実行すれば適用されたプログラムが出てきます。
-
Before
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After
※KB5031539はサービススタック更新プログラムで、上記で説明している通り、併せて適用されます。
注意点
言われてみればそうなのですが、あくまでもOSに関わるアップデートなので、
edgeなどのアプリケーションなどやドライバーのアップデートは、別途必要です。
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