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cockpitを触ってみる

2024/02/09に公開

はじめに

RHELを触っている中で、cockpit(コックピット)の存在は認識していましたが、使うこともなかったのでスルーしていました。
実際に触ってみると、結構便利なことが分かったのでメモしておきます。

cockpitとは

一言でいうと、LinuxにおけるWEBインタフェース上のサーバ管理ツールです。
ざっと挙げられるだけでも下のことが出来ます。
※他にもあります。

  • 負荷状況確認
  • ログ確認
  • ファイアウォール設定
  • アカウント管理(管理アクセスのみ)
  • サービス起動、停止
  • パッケージ更新
  • 診断レポート(sosreport)の生成
  • CUI操作
  • サーバの停止、再起動 etc

GUIパッケージを入れると、同等のことも一部出来ますが、
導入するパッケージ数が段違いに変わってくるので、
脆弱性対応のことを考えると、数が少ないcockpitの方が良さげですね。

インストールから利用開始まで

結構簡単です。
※SELINUXは有効でもOKです。

環境

  • Alma Linux 9.2

1.cockpitのインストール

# dnf -y install cockpit

2.ファイアウォール有効化

# firewall -cmd --add-service=cockpit --permanent
# firewall-cmd --reload

上記コマンドを実行した直後のポリシーはこんな感じです。

# firewall-cmd --list-all
========================================================
public (active)
  target: default
  icmp-block-inversion: no
  interfaces: ens33
  sources: 
  services: cockpit dhcpv6-client ssh
  ports: 
  protocols: 
  forward: yes
  masquerade: no
  forward-ports: 
  source-ports: 
  icmp-blocks: 
  rich rules: 
========================================================

3.サービス起動

# systemctl enable --now cockpit.socket

4.WebUIにアクセス
http://IPアドレス:9090/にアクセス

OSユーザと同じパスワードでログインします。

WebUIで確認できるもの

TOPページ

パフォーマンスモニタ

アカウント(制限付きアクセスの場合)

利用方法

管理者アクセス

ファイアウォール設定やパッケージのアップデート、サーバの再起動等、
何かしらの影響を及ぼすものは管理者アクセスが必要です。

前提として、該当のユーザが "sudo"コマンドを利用できることが必須 となります。
RHEL系の場合は、wheelグループに所属させるなりします。

右上にある「制限付きアクセス」をクリックし、パスワードを入力します。

sudoコマンドが使えないユーザで管理者アクセスをしようとすると、下のようなエラーが出ます。

ユーザ作成

制限付きアクセスの時にはなかった「アカウントの新規作成」というボタンがあります。

必要な情報を入力して作成完了です。

作成後のユーザをクリックすると、ユーザ情報の編集や削除も出来ます。

ファイアウォール設定

ネットワーキング>ファイアウォールから、ファイアウォールポリシー名をクリックします。

サービスの追加から、受信を許可したいポリシーを追加します。
例はサービスで追加しましたが、ポート単位での追加も可能です。

パッケージアップデート

ソフトウェアの更新から、アップデート可能なパッケージの情報を収集してくれます。
試しにすべてのパッケージをアップデートします。

こんな感じで進捗が出ます。

結果もこんな感じで出てくれますし、対応方法についても出してくれるので親切ですね。
※dnf updateではここまで出してくれないので

サーバの再起動をして、再度ステータスを更新すると、最新の状態の旨のメッセージが出ました。

CUI操作

CUIでのコマンド操作もできます。

おわりに

パフォーマンスモニタ辺りはリアルタイムでGUIベースでの確認が出来るのは便利ですね。
アドオン的なものもあるらしいので、それらを導入することでもっと便利なことが出来そうです。

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