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評価用紙生成アプリを自作 #1(要件定義)
評価用紙生成アプリ
作成に至った経緯
・今回、1年ほど細々とプログラミングを学習してきました。その中で、ポートフォリオとして成果物を作りたい、作ってからエンジニアに転職しようと一念発起しました。
・ただ世の中にあるものを真似たようなものではなく、需要がありそうなWebアプリを作りたいと思いました。
医療の世界はIT、DXの遅れがある
・私は医療の世界で6年間従事したきた中で、ITの遅れ、DXの遅れを肌で感じてきました。電子カルテもここ数年、場所によっては今だに紙カルテを利用しています。
・最近は少しずつ電子カルテが導入され始めていますがまだまだ。
・その中で、解決が必要な「評価用紙」の問題です。医療プロセスの中で「評価」というのは必要不可欠なプロセスです。評価→治療→フォードバックを繰り返した上で治療の成果を高めていきます。
・そのため評価用紙は必要不可欠なツールなのにも関わらず、印刷→バインダーを持って記載→スキャン→フォルダに保存といった事務作業が必要になり非効率かつ手間が多いのが現状です。
・その結果、必要なプロセス、必要なツールなのに手間がかかるという理由で疎かにしてしまっている人が多いんです。(私も含め)
・こんな経緯で「評価用紙生成アプリ」を作成するに至りました。
要件定義
プロジェクトの目的
- 現行の紙媒体を利用した医療評価システムの効率化
- 医療の質の向上
主な機能
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スマートフォンでの入力機能
- 医療従事者が容易にアクセスし、評価項目を迅速に入力できるインターフェースの提供
- 入力項目には、患者氏名、日付、検者を。
- 患者氏名は「○村○郎」のように個人を特定できないようにする
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PDF出力機能
- 入力された値やテキストデータをPDF形式で出力する機能
- 出力されたPDFは、印刷や共有が可能で、レポートや記録として使用できる
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ダッシュボードで一覧表示機能
- 入力途中のデータを一時保存、作成したPDFを一覧表示できる機能
- 用紙タイトル、患者氏名、日付、ステータスの並び替え機能と検索機能
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データ管理とセキュリティ
- 入力されたデータの安全な保存と管理
- 患者のプライバシー保護とデータのセキュリティ対策
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ユーザーインターフェース(UI)
- 直感的で使いやすいUI設計
- ユーザーの操作負荷を軽減し、効率的なデータ入力を実現
- どの評価用紙においても同じUI設計
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職種別に評価用紙を分類する
- 看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士ごと評価用紙を分類する。
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外部APIを利用した論文検索機能
- アプリ内でCiniiが提供する外部APIを利用し論文を検索可能にする
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生成AIの外部APIを利用し論文要約、チャットボット機能
- アプリ内でChatPDFの外部APIを利用し論文要約機能、チャットボット機能
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ユーザー認証機能
- ユーザー認証、ログイン認証機能の実装
その他の考慮事項
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対象ユーザー
- 医療従事者(医師、看護師、療法士)
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技術要件
- スマートフォン対応のUI、クラウドベースのデータ管理、PDF生成技術
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法的・規制上の要件
- 患者情報の取扱いに関する法規制への準拠
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導入後のサポート体制
- データベースの保護、新たな評価用紙のアップデート
Discussion