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パワーポイントで画像が勝手にぼやける現象を防ぐ

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Python
画像処理
PowerPoint
tech

補間による画像のぼやけ

パワーポイントに画像を貼ると、勝手に補間が働いて意図通りに画像が表示されないことがあります。例えば、以下の画像は縦横が100ピクセルの画像をパワーポイントに貼り付けた様子を示しています。パワポでは、画像が補間によってぼやけており、見た目がオリジナル画像とかけ離れています。
元画像とパワポに貼り付けた後の見た目を比較した画面

対策法

対策方法を探してみましたが、パワーポイント内で完結できる方法は見つかりませんでした。力技として、画像を無理やり引き伸ばしてサイズを大きくすることで解決できました。
以下はPythonコードの例です。

from PIL import Image

image = Image.open('./image.png')
factor: int = 10
image.resize(
    (image.size[0] * factor, image.size[1] * factor),
    Image.NEAREST,
).save('./new_image.png')

以下の画像は、上記のコードによって画像サイズを引き伸ばしてからパワポに貼り付けた様子です。オリジナル画像とほぼ同じ見た目で表示することができました。
画像サイズを引き伸ばしてからパワポに貼り付けた画面

なお、Pillowでresizeを実施する際はフィルターとしてResampling.NEARESTを指定する必要があります。フィルターの選択を誤ると、結局画像が補間されてぼやけることになります。
https://pillow.readthedocs.io/en/stable/reference/Image.html

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