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Xcode Managed Profileを利用しているときBundle IDがApple Developerに表示されない場合の対処法

2024/06/25に公開

結論

手作業でプロファイルを管理せず、Xcodeで自動管理している場合の話です。以下の手順で解決するはずです。

  1. Xcodeを開いてプロジェクトのSigning & Capabilitiesタブを開きます。
  2. 何でも構わないので、適当にCapabilityを追加します。(例:Sign in with Appleなど)
  3. そのCapabilityを除去します。

これでアプリがApple DeveloperのIdentifiersに現れます。Capabilityの追加がApple Developerサイト同期のトリガーになっているようです。

通常は何らかのCapabilityが含まれるだろうと、Appleは想定しているようです。アプリによっては全くCapabilityを必要としないので、はまりがちなポイントです。

(補足).entitlementsファイルについて

結論で述べた手順を実行すると、例えばプロジェクト名がMyAppであればMyApp/MyApp.entitlementsが作成されます。Capabilityを1つも必要としない場合も以下の内容でファイルが作成されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict/>
</plist>

(補足)Identifiersページに表示されるDescriptionについて

Apple DeveloperのIdentifierページには「XC com example MyApp」のようにBundle IDをもとにDescriptionが設定されます。

参考資料

  1. Automatically manage signingを使ってもApp IDが追加されない #iOS - Qiita

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