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Mac M1 にゲストでRockyLinuxをインストールしてみる(1)
はじめに
はじめまして。インフラエンジニアを10年ほど続けてきて、いつか技術系ブログ書きたいなと思いつつ手が出せていませんでしたが、一念発起してブログを書き始めようと思います。
自身のメモ程度の内容になることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
概要
今回は、MacにゲストOSとしてRockyLinuxをインストールしていきます。
CPU は M1 Pro です。
無料の仮想仮想環境作成ツールとして、VirtualBoxが有名ですが、M1 のCPUで動作するVirtualBoxの正式版がまだありません(β版はあります)。
なので、今回はUTMを利用して、構築していきたいと思います。
UTMとは
VirtualBoxなどと同様の仮想化ツールの一つです。
UTMでは、CPUアーキテクチャが異なる場合でもよしなに変換してくれるため、ホストで M1 のCPUを使っていても、x86やarmのゲストを起動させることができます。
UTMのインストール
UTMのダウンロード
UTMのサイトからソフトをダウンロードします。
「Download」と「Mac App Store」の2種類がありますが、どちらも同じものです。
ただし、「Mac App Store」の方は有料なので、今回は「Download」の方からダウンロードしました。
UTMのインストール
- ダウンロードしたファイル「UTM.dmg」を実行します。
- 「UTM」を「Applications」側にドラッグ&ドロップします。
- 「Applications」に「UTM」がインストールされているので、ダブルクリックします。
- 無事にUTMのインストールが完了しました。
想像以上に簡単で驚いてます。
UTM上にRockyLinuxをインストール
- 「Create a New Virtual Machine」をクリックします。
※なかった場合は、上の方の「+」をクリックします。 - 「Start」で【Virtualize】をクリックします。
- 「Operating System」で【Linux】をクリックします。
- 「Linux」の「Boot ISO Image」の【Browse...】をクリックし、ダウンロードしてきたRockyLinuxのISOイメージを選択します。
- 「Hardware」でゲストに割り当てるメモリとCPUを決めます。
- 「Storage」でゲストに割り当てるディスク容量を決めます。
- 「Shared Directory」は今回は何も設定しません。
※ホストと共有ディレクトリを作成したい場合は、共有するディレクトリを選択します。
後からでも変更できるので、今回は無しにしました。
- 「Summary」で「Host」に任意の名前をつけて、今までの設定値を確認します。
- UTMのホーム画面に作成したゲストが表示されます。
以上で、ゲストの作成は完了です。
この後は、画面の【再生マーク】をクリックすることでOSが立ち上がってきて、OSの設定に移ります。
おわりに
今回は初投稿ということもあり、一旦OSインストール前までにしました。
次回からは、実際にUTM上にRockyLinuxをインストールしていきたいと思います。
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