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UbuntuにPipeWireを入れてみる

2022/02/16に公開約2,400字

まずPipeWireって何?

PipewireはRedHatの中の人によって開発された新しいマルチメディアフレームワークです。
映像と音声を低レイテンシーで再生/録画、録音することを目標に開発されていて、PulseAudioやJACKなどのアプリケーションと互換性があります。
また、FlatpakWaylandと並んで、将来のLinuxアプリケーション開発の中核をなす存在になると期待しています。(早速Ubuntu 22.10でPipeWireが採用されたようです)

今回私の場合はFlatpakのアプリケーションがPireWireしかサポートされていなかったのでこの機会にPipewireを入れてみました。

インストール

ターミナルを開いて下の手順の通りにコマンドを打っていきます。

公式にメンテナンスされているPPAを追加します。

sudo add-apt-repository ppa:pipewire-debian/pipewire-upstream

システムのPPAパッケージを更新します。

sudo apt update

依存関係をインストールします。

# `libfdk-aac2`が見つからない場合は、`libfdk-aac1`をインストールしてください
sudo apt install libfdk-aac2 libldacbt-{abr,enc}2 libopenaptx0

Piprewireと追加のパッケージをインストールします。

sudo apt install gstreamer1.0-pipewire libpipewire-0.3-{0,dev,modules} libspa-0.2-{bluetooth,dev,jack,modules} pipewire{,-{audio-client-libraries,pulse,bin,locales,tests}}
WirePlumberを入れる

WirePlumberはPipeWire用のモジュール式セッション/ポリシーマネージャです。

sudo apt-get install libpipewire-module-x11-bell
WaylandではなくX11サーバーを使用している方へ

X11を使用している場合は、x11-bellの機能をサポートするために、libpipewire-module-x11-bellをインストールしてください。

sudo apt-get install libpipewire-module-x11-bell

PulseAudioに関係するサービスを無効化します。

systemctl --user --now disable  pulseaudio.{socket,service}
systemctl --user mask pulseaudio

PipeWire関連のサービスを有効化します。

systemctl --user --now enable pipewire{,-pulse}.{socket,service}

最後にパソコンを再起動してください。
これでインストールは完了です。

インストールされているかを確認する

コンソールを開き、次のコマンドを実行します。

pactl info

サーバー名(英語だとServer Name)に (on Pipewire x.x.x) とついていたら成功です。

Pipewireを無効化する

まだ私は試していないため分かりませんが、公式サイトに従うと次のとおりです。

systemctl --user unmask pulseaudio
systemctl --user --now disable pipewire{,-pulse}.{socket,service}    
systemctl --user --now enable pulseaudio.service pulseaudio.socket

あとがき

今回は、PipeWireのインストール方法を解説しました。
今のところ問題も起こらず普通に使えています。


https://pipewire-debian.github.io/pipewire-debian/#2-install-pipewire-or-blueman-git

https://askubuntu.com/questions/1339765/replacing-pulseaudio-with-pipewire-in-ubuntu-20-04
GitHubで編集を提案

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