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WindowsのQuickLookアプリをWSL2でも使いたい

2021/08/20に公開

エクスプローラーでスペースキーを押すとファイルがプレビューできる、QuickLookというアプリがWindows Storeにあります。

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/quicklook/9nv4bs3l1h4s?activetab=pivot:overviewtab

macOSのQuickLookとほぼ同じ使い勝手で便利なのですが、WSL2のファイルシステム上にあるファイルをプレビューしようとするとエラーになってしまいプレビューができません。

GitHub Issueによると、ネットワークドライブにドライブレターを割り当てて開くと解決するとのこと。
https://github.com/QL-Win/QuickLook/issues/617

ということで \\wsl$\UbuntuU:\ に割り当てます。

これで基本OKですが、WSL2のCLIからエクスプローラーをドライブレター付きで開けると便利ですよね。ということで以下を .zshrc に追加します。

.zshrc
open() {
    realpath ${1:-.} | sed -e 's@^/@U:\/@' | sed -e 's@/@\\\\@g' | sed -e 's@ @\\ @g' | xargs /mnt/c/Windows/explorer.exe
}

ファイルパスを整形して explorer.exe に渡しています。ドライブレターが U:\ でない場合は修正してください。また、引数なしだとカレントディレクトリを開きます。

これで

こうなります

便利ですね。

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