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M5Dialの開発手順(M2 Mac環境)
数年ぶりにM5Stack系の開発をしたら、素直に動かなかったので、開発手順をメモ。
USBドライバを入れる
CH341SER_MAC.ZIP
をダウンロードする。
解凍して CH34xVCPDriver.dmg
を実行する。
VSCodeにPlatformIO IDEを入れる
拡張機能からPlatformIO IDEをインストールする
プロジェクトを作成する
PlatformIOの画面からプロジェクトを作成する
- Board: M5Stack StampS
- Framework: Arduino
ライブラリを追加する
PlatformIOのサイドメニューのLibrariesを開き、M5Unified
を検索して選択、Add to Projectボタンを押す。M5Dialも同様に検索して追加する。
- M5Unified
- M5Dial
sslモジュールの警告は無視していい
ターミナルに以下の警告が出るけど、無視していい。注意文を表示してるだけ。
プロジェクトの作成には時間がかかるので、この警告で失敗してると判断せず、作成完了を待つ。
/Users/morita/.platformio/penv/lib/python3.9/site-packages/urllib3/__init__.py:34: NotOpenSSLWarning: urllib3 v2.0 only supports OpenSSL 1.1.1+, currently the 'ssl' module is compiled with 'LibreSSL 2.8.3'. See: https://github.com/urllib3/urllib3/issues/3020
warnings.warn(
not declaredエラーが発生したら...
プロジェクト作成完了し、簡単なコードでビルドするとエラーで失敗する。
エラー内容を抜粋すると以下の通り。
error: 'SCK' was not declared in this scope
error: 'MISO' was not declared in this scope
error: 'MOSI' was not declared in this scope
error: 'SS' was not declared in this scope
解消方法:platformio.iniにplatform_packagesを追加する
このイシューコメントの方法で解消できた。
この1行を追加するとエラーが解消される。platform_packages = framework-arduinoespressif32 @ https://github.com/bsergei/arduino-esp32.git#issue-8185
追加後のplatformio.iniはこんな感じ。
[env:m5stack-stamps3]
platform = espressif32
board = m5stack-stamps3
framework = arduino
platform_packages = framework-arduinoespressif32 @ https://github.com/bsergei/arduino-esp32.git#issue-8185
lib_deps =
m5stack/M5Dial@^1.0.1
m5stack/M5Unified@^0.1.10
今後 espressif32 が更新されれば、この手順は不要になるのだと思う。
2023年10月22日現在のバージョンは6.4.0
簡単なコード例
画面に0.5秒ごとに文字列を表示する。
main.cpp
#include <M5Unified.h>
void setup()
{
M5.begin();
}
void loop()
{
M5.Display.print("Hello World!");
M5.delay(500);
}
M5Dialの機能を使うサンプルコードはGitHubにある。
回転機能を使う例実行方法
ウィンドウ左下で操作する。
- ✔️ボタン:ビルド
- →ボタン:ビルド&転送
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