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【AWS入門】EC2(+Nginx)を立ててみた #GUI編

2024/11/27に公開

1. はじめに

こんにちは!ta8i2chi8です。
AWS学習日記の第一弾です。

今回は、AWSのEC2を使って仮想サーバーを立ち上げ、Nginxをインストールして簡単なWebサーバーを構築します。

今回構築したい構成


2. 前提条件

  • AWSアカウントを作成済みであること
  • ターミナルまたはSSHクライアントを使用できる環境があること

3. VPCとパブリックサブネットの作成

  1. VPCの作成
    「VPC」を検索し、VPCダッシュボードを開き、「VPCを作成」をクリックします。

  2. VPCの設定
    以下を設定して、「VPCを作成」をクリックします。※他項目はデフォルトの値を設定

    • 作成するリソース: VPCなど
    • 名前タグの自動生成: 任意の名前(例: training
    • IPv4 CIDRブロック: 12.0.0.0/16
    • アベイラビリティゾーン (AZ) の数: 1
    • 第1アベイラビリティーゾーン: ap-northeast-1a
    • パブリックサブネットの数: 1
    • プライベートサブネットの数: 0
    • NATゲートウェイ ($): なし
    • VPCエンドポイント: なし


以上で、VPCとパブリックサブネットが作成されました!


4. EC2インスタンスの作成

  1. インスタンスの起動
    「EC2」を検索してダッシュボードを開き、「インスタンスの起動」をクリックします。

  2. インスタンスの設定
    以下を設定します。 ※他項目はデフォルトの値を設定

    1. 名前: 任意の名前(例: nginx-web-server

    2. AMI: Amazon Linux 2023 AMI

    3. インスタンスタイプ: t2.micro

    4. キーペアの作成
      「新しいキーペアの作成」をクリックします。

    以下を入力して「キーペアを作成」をクリックします。

    • キーペア名: 任意の名前(例: nginx-web-server-key
    • キーペアのタイプ: RSA
    • プライベートキーファイル形式: .pem

    すると、作成したキーペアが選択された状態になるかと思います。

    1. ネットワークの設定
      「編集」をクリックし、以下を設定します。

      • VPC: 先ほど作成したVPC(例: training-vpc
      • サブネット: 先ほど作成したサブネット(例: training-subnet-public1-ap-northeast-1a
      • パブリック IP の自動割り当て: 有効化
      • ファイアウォール (セキュリティグループ): セキュリティグループを作成
      • セキュリティグループ名: 任意の名前(例: web-server-sg
      • 説明: 任意(例: web-server-sg
      • インバウンドセキュリティグループのルール: HTTP(80),任意の場所を追加


        セキュリティグループは、SSHの通信元をマイIPのみにできると尚良いです。
    2. インスタンスの起動
      設定後、「インスタンスを起動」をクリックし、インスタンスのパブリックIPをメモします。

以上で、EC2インスタンスが起動できました!


5. Nginxのインストールと設定

ここからは、先ほど起動したEC2インスタンスにNginxを入れていきます。

  1. EC2にSSH接続
    ローカル環境のターミナル or SSHクライアントで、以下のコマンドを実行してEC2に接続します。

    ssh -i "ダウンロードした.pemファイルのパス" ec2-user@パブリックIP
    
  2. Nginxのインストール
    以下のコマンドを実行してEC2にNginxをインストールします。

    sudo yum update
    sudo yum install -y nginx
    
  3. Nginxの起動と自動起動設定
    Nginxを起動し、OS起動時に自動的に起動するよう設定します。

    sudo systemctl start nginx
    sudo systemctl enable nginx
    
  4. Nginxのステータス確認
    Nginxが正常に起動しているか確認します。

    sudo systemctl status nginx
    

    Active: active(running)になっていればOK!

6. ブラウザからの動作確認

ブラウザを開き、以下URLにアクセスしてNginxのデフォルトページが表示されるか確認します。

http://インスタンスのパブリックIP

以下のような画面が表示されれば無事Nginxサーバが完成しました!

7. おわりに

これで、AWS EC2上にNginxをインストールしてWebサーバーを構築する手順は完了です。
もう使わない場合は課金されてしまうのでリソースの削除は忘れないようにしてください。
(クラウド破産コワイ..)

最後まで、読んでいただきありがとうございました!

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