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Stable Diffusion web UI を Apple Silicon(M2) Mac で動かしてみた

2024/05/08に公開

Stable Diffusion は、オープンソースで開発されている画像生成AIです。

Midjourney や、OpenAIのDALL·E 3 などのWebサービスとは違い、オープンソースなので自分のローカルマシーンで動かす事ができます。

stable-diffusion-webui を使うと、ブラウザから画像生成を行えます。

実行環境

マシーン:MacBook Pro(Apple M2 Proチップ)
OS:macOS Sonoma

インストール方法

Apple Silicon へのインストール方法はこちらに記載されています。
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/wiki/Installation-on-Apple-Silicon

手順

HomeBrew や Git の使い方についての説明は割愛いたします。

1 Homebrewインストール

各種必要なツールは、Homebrew でインストールするので、まだインストールしてない場合は手順に従ってインストールしてください。

2 必要パッケージのインストール

brew install cmake protobuf rust python@3.10 git wget

3 リポジトリのクローン

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui

4 モデルをダウンロード

実行する Stable Diffusion のモデルをダウンロードします。
モデルは、Hugging Faceからダウンロード出来ます。
私は、Version2.0を選びました。

5 モデルを配置

ダウンロードした、モデルファイルを stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion に配置する。

Version2.0 の設定

Stable Diffusion 2.0 and 2.1 require both a model and a configuration file

Version2.0 を使う場合は、モデルとは別に 設定ファイル を配置する必要があるそうです。
設定ファイルは、こちらからダウンロード出来ます。

ダウンロードしたファイル名をモデル名(今回は、768-v-ema.yaml )と同じにして、
モデルを配置した stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion に配置します。

6 Web UIの起動

クローンしたディレクトリへ移動

cd stable-diffusion-webui

以下を実行すると、起動する。

./webui.sh

以下が表示されたら成功しているので、ブラウザで http://127.0.0.1:7860を開きます。

Running on local URL:  http://127.0.0.1:7860

もしくは、コマンドが成功すると自動的にブラウザに立ち上がります。

左上の

こちらの箇所に、ステップ4で配置したモデルが表示されています。

画像の生成

プロンプトを入力して、Generate を押すと画像が生成されました 🫡

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