Unity の各バージョンがいつ LTS 入りしたのかを調べてみた
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- 2023/06/03 (Sat) Unity 2022 LTS リリースに伴い本文更新
Unity に於ける LTS is 何?
LTS とは Long Term Support の略で、「一定期間サポートを続けますよ」というバージョンのことを指します。
ここでいう「一定期間」は 2年間 で、「サポート」とは パッチバージョンの提供によるバグフィックスなど を指します。
Unity のリリースサイクルとして、αリリース、β リリースを経て、TECH ストリームという「LTS ではないからプロダクション利用はお勧めできないけど、次の LTS で導入される機能を先行して試せるバージョン」に入り、その後 LTS ストリームに昇格する流れとなっています。
例えば、記事を執筆した 2023/05/16 時点でいうと、以下のようなバージョン構成になっていました。
Stream | Version(s) |
---|---|
αリリース | 2023.2.0a14 |
βリリース | 2023.1.0b16 |
TECH ストリーム | 2022.2.19f1 |
LTS ストリーム | 2021.3.25f1 2020.3.47f1 2019.4.40f1 |
Unity 2022 LTS がリリースされた直後の 2023/06/03 時点では、Unity 2019 が LTS から外れて以下のようなバージョン構成になりました。[1]
Stream | Version(s) |
---|---|
αリリース | 2023.2.0a16 |
βリリース | 2023.1.0b18 |
TECH ストリーム | なし |
LTS ストリーム | 2022.3.0f1 🆕 [2] 2021.3.26f1 2020.3.48f1 |
詳しく知りたい方は Unity for Pro の記事 をご参照ください。
「LTS 入り」is 何?
私が勝手に呼んでいるだけですw
先述した TECH ストリームのメジャーバージョン(SemVer 的には Minor Version 部分)が1つ上がって LTS ストリームに昇格することを指しています。
現時点でいえば、TECH である Unity 2022.2 が Unity 2022.3 になって LTS 入りする、ということになります。
なお、α → β / β → TECH の昇格などは LTS 入りとは連動していないようで、2022.1 が TECH 入りしてからしばらくの間 β が空いていた、みたいなことがありました。
んで、本題
何気なく上のようなツイートを(仕事中にw)つぶやいたところ、ちょっと反応があったので、その時調べた LTS 入りの時期を記録として残しておこうと思った次第です。(この記事も仕事中に書いてます。許してw)
Unity Version | Date |
---|---|
Unity 2017.4 LTS | 2018/03/19 |
Unity 2018.4 LTS | 2019/05/10 |
Unity 2019.4 LTS | 2020/06/07 |
Unity 2020 LTS | 2021/03/10 |
Unity 2021 LTS | 2022/04/11 |
Unity 2022 LTS | 2023/06/01 🆕 |
※Unity 2020 からメジャーバージョン番号を含めない呼称に変更されています。
これを見るに、4月下旬あたりが中央値になる感じですかね?
執筆時点の2023/05/16では特にアナウンスがありませんが、ちょっとソワソワしつつ動向を見守りたいと思います😁
2023/06/01 (Thu) に Unity 2022 LTS がリリースされました!🎉
余談ですが…。
余談ですが、この記事は全て github.dev で執筆しております。
こちらの公式記事を参考に、Extension 入れてサクサク書けました。
以前から「iPad だけで執筆できないかなぁ…🤔」とか思っていたので、遂に実現される時が…!という感じです。
※画像とかを含む場合は試していないので、真の意味での iPad 執筆が実現されるかは分かりません。
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