AWS 単語帳
Amazon Elastic Mapreduce(EMR)
Hadoop[1]やSpark[2]などの大規模データ処理フレームワークを簡単に実行できるAWSの完全管理型サービス[3]で、大規模データの処理、データ分析、機械学習などに利用されている。
AWSの他のサービスと統合して、効率的なデータ管理を提供する。
🤔インフラ管理
AWSなどのクラウドサービスの利用によって、物理的なサーバーやネットワークの管理から開放されること。インフラの設計やメンテナンス[4]をAWSが担ってくれる。
例えば、AWSが提供するEC2インスタンスを利用すると、物理サーバーの購入や保守、ハードウェアのアップグレードなどをAWS側が担ってくれる。また、スケーリングや故障の対応なども行ってもらえる。[4:1]
🤔スケーラブル
必要に応じて効率的にリソースを増減できることで、AWSでは自動で調整できる機能がある。トラフィックが急増した際にストレージやネットワーク容量などを自動的に増加させる。
パフォーマンスが維持されるだけでなく、減少した場合は同様に調整されるので、コストも最適化される。過剰なリソースを提供する必要がない。
単語
下記のサイトで、初見で 🤔となった単語は網羅されていた。
割と験担ぎっぽい感じだった。
プレイスメントグループ
EC2におけるインスタンスを特定の方法で配置して、ネットワークのパフォーマンスや可用性を最適化するための機能で、ワークロードに応じた配置戦略ができる。
大きく分けて3つの配置がある。
Amazon SQS
分散システムやマイクロサービス間でメッセージを送受信するための完全管理型サービスで、システム間の通信シンプルでスケーラブルになる。
主な特徴として、メッセージの高い耐久性と可用性を確保し、メッセージがキューに格納されることでシステムを疎結合にすることができる[1]。
標準キュー
スケーラブルで、メッセージの順番は保証されない。
FIFO
メッセージの順番を厳格に守る。
ショートポーリング
メッセージの受信方法の一つ。キューからメッセージを確認するリクエストが発生するたびに、結果を即時返す。メッセージが存在しない場合、空のレスポンスを返す。
短い間隔で定期的にキューをチェックする小規模なアプリケーションやテスト環境で使用される。
メリット
- 実装がシンプルで、応答を即座に受けられる。
- リクエストが直ちに終了するため、システム負荷が短期間で済む。
デメリット
- メッセージの受信タイミングに依存するため、メッセージがない場合に無駄なリクエストを行う。
- 高トラフィックの状態で、リクエストが頻繁に行われるとコストが増加する恐れがある。
ロングポーリング
メッセージの受診方法の一つ。キューからメッセージを確認するリクエストが行われた際に、メッセージが届くまで待機し、メッセージが到着すると即座に応答を返す。最大で20秒間待機可能。
メリット
- 無駄なリクエストが発生しないため、コスト削減できる。
- リアルタイムでメッセージを受け取れる。
デメリット
- 応答時間が長くなる場合があり、短時間で結果を得たいアプリケーションには向かない。
- リクエストが長時間開かれるため、リソースの使用料が増える。
独り言
昔、携帯のメール機能で「新着メール受信 」という機能があって、あれはロングポーリングだったのかな。
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ECサイトで注文情報をバックエンドにわたす際に、注文をキューに入れてバックエンドがそれを受け取り、順次処理するなどの使い方。 ↩︎
EC2
オンデマンド
通常のインスタンス購入方式で、コンピューティング性能に対して秒単位でお金を払う。ライフサイクルを制御できるため、起動/停止/休止/再開/再起動/終了を決定できる
リザーブド
1年または3年の期間利用を予約して、オンデマンドと比較すると最大75%の割引が適用されるインスタンスの購入方法。
スポット
オンデマンドより安価で利用できるインスタンスで、静止状態割引でリクエストできる。
スケジュールド
2021年に利用停止になったので割愛。