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Gmailのセーフブラウジング保護強化機能を有効にして、メールのセキュリティを向上させる

2024/09/27に公開

組織のセキュリティ向上を常に意識しています

筆者はコーポレートエンジニアとして、関係会社2社を含む3社の機器管理やセキュリティ管理を行っています。
社内の連絡はSlackが主体なのですがまだまだ外部とのやりとりは電子メールが主体です。
電子メールはIPAの情報セキュリティ10大脅威の中にもあるように、標的型攻撃メール、フィッシングメール、ビジネスメール詐欺など、攻撃の入口として常に警戒をしないといけないものです。

Gmailのセーフブラウジング保護強化機能とは

Gmailには、スパムやフィッシング攻撃、マルウェアを防止するための「セーフブラウジング保護強化機能」があります。この機能は、Gmail内のメール内容を確認し、疑わしい添付ファイルやリンク、スパムが含まれていないかを機械学習やデータベースを用いて自動的に判定してくれる強力なセキュリティ機能です。

この機能はGoogle WorkspaceのBusiness Standardプランで利用可能となっており、とても良さそうな機能ですが、メールの内容をGoogleのサーバにてチェックする必要があるためか、デフォルトでは無効になっています。

せっかくの機能なので有効にしてみました!

有効化手順

以下の手順でセーフブラウジング保護強化機能を有効にすることができます。

  1. Google Workspace管理コンソール にアクセスします。
  2. 左側メニューの アプリ をクリックし、Google Workspace > Gmail を選択します。
  3. 迷惑メール、フィッシング、マルウェア セクションに進みます。
  4. マルウェアおよびフィッシング対策の強化を有効にする チェックボックスをオンにします。

この設定により、Gmailのセキュリティが向上し、従業員や組織が受け取るメールがより安全に保護されるようになります。

さいごに

これにより、スパムやフィッシングのリスクが軽減され、業務におけるセキュリティが強化されました!
セキュリティ対策として別途システムを導入しなくても、標準で行える対策もたくさんありますので、出来るだけ有効にして、セキュリティインシデントのリスクを減らして行きたいですね!

参考

Googleのサポートページ

株式会社モニクル

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