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Gmailのセーフブラウジング保護強化機能を有効にして、メールのセキュリティを向上させる
組織のセキュリティ向上を常に意識しています
筆者はコーポレートエンジニアとして、関係会社2社を含む3社の機器管理やセキュリティ管理を行っています。
社内の連絡はSlackが主体なのですがまだまだ外部とのやりとりは電子メールが主体です。
電子メールはIPAの情報セキュリティ10大脅威の中にもあるように、標的型攻撃メール、フィッシングメール、ビジネスメール詐欺など、攻撃の入口として常に警戒をしないといけないものです。
Gmailのセーフブラウジング保護強化機能とは
Gmailには、スパムやフィッシング攻撃、マルウェアを防止するための「セーフブラウジング保護強化機能」があります。この機能は、Gmail内のメール内容を確認し、疑わしい添付ファイルやリンク、スパムが含まれていないかを機械学習やデータベースを用いて自動的に判定してくれる強力なセキュリティ機能です。
この機能はGoogle WorkspaceのBusiness Standardプランで利用可能となっており、とても良さそうな機能ですが、メールの内容をGoogleのサーバにてチェックする必要があるためか、デフォルトでは無効になっています。
せっかくの機能なので有効にしてみました!
有効化手順
以下の手順でセーフブラウジング保護強化機能を有効にすることができます。
- Google Workspace管理コンソール にアクセスします。
- 左側メニューの アプリ をクリックし、Google Workspace > Gmail を選択します。
- 迷惑メール、フィッシング、マルウェア セクションに進みます。
- マルウェアおよびフィッシング対策の強化を有効にする チェックボックスをオンにします。
この設定により、Gmailのセキュリティが向上し、従業員や組織が受け取るメールがより安全に保護されるようになります。
さいごに
これにより、スパムやフィッシングのリスクが軽減され、業務におけるセキュリティが強化されました!
セキュリティ対策として別途システムを導入しなくても、標準で行える対策もたくさんありますので、出来るだけ有効にして、セキュリティインシデントのリスクを減らして行きたいですね!
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