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オンボーディングでのペアプロがすごくよかった話
はじめに
- 途中から参加したプロジェクトで、オンボーディングを兼ねたペアプロをしてもらったらすごくよかったという話です。
- その振り返りを書いてみました。(オンボーディングを受ける側)
- ペアプロ・モブプロの目的はいろいろとあると思いますが、今回のペアプロはオンボーディングの時にやったペアプロというイメージで書いてます。
- 転職やプロジェクト移動など、新しい環境に移った人に参考になれば嬉しいです!
環境や前提
- 開発メンバー全員がリモートのチーム(オンラインで常時接続)
- リモートで繋いで画面共有をしながら実施
- ツール
- Aroundで画面画面
- rubymineのCode With Meという機能を使うなど
- Code With Me、若干挙動遅かったりしたので、使わずに基本的には画面共有してる時間が多かったです
- ツール
- プロジェクトで使う技術スタック自体初めて(Railsがはじめてでした)
やったこと
まず、どんな感じでペアプロを進めたかについてですが、一例をあげると以下のような流れです。
- タスクアサイン(何かしらの機能実装のチケットアサイン)
- 該当のチケットの要件や実装するための必要な前提知識の補完
- ペアプロ開始
- 手を動かす側になって1機能を最後まで実装させてもらう
- PR出してマージして終わり
よかったところ
以下のような点がすごくよかったです。
何もわからないところからとりあえず手を動かして1機能仕上げると開発の流れがわかる
- 今回、メインで使われてる技術スタック自体も初めてで、書き方の肌感覚もいまいちよくわかってなかったので、ペアプロでひとまず1機能を完走できたのは、開発の流れや言語・フレームワークが提供してる機能やシンタックスの理解が深まってよかったです。
- 調べて知識だけあるのと、実際にコード書くのは割とギャップある気がしてたので、ペアプロしながらまず作るというのはすごくやりやすかったです。
ドメイン知識、既存実装の知識のキャッチアップになる
- 途中から参加するプロジェクトの場合、どんなサービス・アーキテクチャーなのか、テーブル構造なのか、いろいろと前提知識をキャッチアップしないといけないことが多いと思います。
- ペアプロのよかった点は、わからないことが多すぎる状態の時に、1機能を作る工程を実際に一緒に手を動かしながら作業してると、関連する機能やデータについて、自然とキャッチアップすることになるので、すごくやりやすかったです。
- どこから手をつけたらいいかわからない時に1機能を作ることを起点に、いろいろとキャッチアップできるのがよかったです。
考え方が伝わる
- ナビゲーションしてもらいながら、どうやって実装するかの考えが伝わってよかったです。
- エラー時など、うまく動かなかった時の修正のステップなど
- 実装してる様子を見てる際の操作だったり
コミュニケーションを取れる
- 参加したプロジェクトによっては、メンバー間のコミュニケーションがまだ浅いなどあるかと思いますが、ペアプロすると必然的にコミュニケーションを取ることなるので、仲良くなれるんじゃないかなと思いました!
- 実装しながら、あーでもない、こーでもない、なるほど!!!、良さそう!!!動いた!!!みたいなわいわいした開発はすごく楽しいですよね!!!
注意したほうがいいと思ったこと
よかったと思う反面、注意したほうがいいと思ったことです。
疲れる
- 特にナビゲーター側の負担が大きそうな印象なので、適宜休憩をとってリフレッシュするのが大事だと思いました。
- 一度ペアプロしたら、次はペアプロなしで書いて、その次またペアプロするみたいな感じでやるの良さそうだと思ったりしました。
指示してもらったこと書いてるだけだと書けるようにならない
- 今回のケースは技術スタック自体初めてだったので、ペアプロだけしてると、情報過多で消化不良気味になりそうな印象がありました。
- ペアプロする、似たようなタスク一人で実装してみる、またペアプロする、みたいな感じでキャッチアップすると効率良さそうだなと思ったりしました。
いい感じのタスクでペアプロする
- ペアプロするにあたって、いい感じのタスクを選ぶのも重要だな感じました。
- 例えば、リレーションがたくさんあるモデルに関連した機能の実装だと、関連したデータ構造を一緒にキャッチアップする必要があるので、オンボーディング際にやってみるタスクとしてはいい感じな気がしました。
- そもそもペアプロに向かいないタスクとかもあると思うので、その辺りはいい感じに選定した方が良さそうだと思いました。
おわりに
- 久しぶりにペアプロする機会があり、キャッチアップするのにいい感じだなと思ったのと、ペアプロ楽しいなと思ったので、簡単に振り返ってみました。
参考
ペアプロ体験がよかったので、ペアプロについて読んでみた記事たちです。共感する部分が多くて面白かった。(基本的なことを調べてるの見られるの恥ずかしいのわかる)
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