Grazieさわってみた
この記事はモニクルAdvent Calendar 2024の9日目です。
唐突ですが、Grazieの紹介とさわった感想を書きたいと思います。
Grazieとは
Grazieは、JetBrainsが提供する技術的な文章の書くのを助けるAIアシスタントです。
公式サイトは以下のリンク先です。
以下のようなことができます。
- 文章の校正
- 文脈に沿ったAIチャット
- 要約
- 文章の提案
- 翻訳
- 文章の言い換えやトーンの調整
使用方法ですが、JetBrainsのIDE上で使ったり、ブラウザ上で拡張機能として使ったりできます。
私は試していないのですが、Google DocumentsやGitHub、Slackなどでも使えるようです。
Grazieは無料で利用できます。
JetBrains AI Assistantを利用している場合は、使える機能が増えたり、使用量の制限が緩和されたりします。
使った感想
私は英語が得意ではないので精度の判断ができませんが、英語の文章を書くのにとても便利だと思いました。
typoや文法上のミスなどをその場で訂正してくれるのはとても助かります。
また、文章のトーンを調整する機能もとてもありがたいです。
英語の文章を書いたとき、意味的には大丈夫そうでも表現として適切かどうかには自信が持てません。
この部分をサポートしてくれるのはとてもありがたいです。
今後の期待はやはり日本語対応です。
翻訳対象としては日本語に対応しているのですが、文章を書く対象としては未対応です。
日本語の文章を書いても校正や提案はされません。
一応、英語の文章を書いてから日本語に翻訳することはできますが、それをするくらいなら自分で日本語の文章を書いた方が早いです。
他に自然言語の執筆支援のツールですと例えばtextlintが有名ですが、textlintだと以下のリンク先のような方法でJetBrainsのIDE上で利用できます。
こちらでしたら日本語の対応もバッチリです。
プログラムを書くことを生業にしていても、自然言語を書くことを避けて通ることはできません。
日本語に対応すれば、Grazieは間違いなく常用したいツールになりそうです。
可能ならこの文章もGrazieで書きたかった......!
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