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Django環境構築
【前提知識】Djangoとは
Django は Python で作られた Web フレームワークの 1 つです。
Youtube や Instagram なども一部サービスに Django が使われていたりなど様々な分野で活躍しています。
Djangoのメリット
- 予め用意されている機能が豊富(ORM,管理ページ etc...)で高速に開発ができる。
- 予め用意されてる機能のセキュリティが強い。
- 少ないコードで書ける。
- Python で書けるため学習コストが少ない。
- Python のライブラリが使えるため機械学習を組み込むといった複雑な機能も容易に実装できる。
Djangoのデメリット
- 多機能ゆえに他の Web フレームワークに移るときの壁が高い。
- レスポンスが遅い。
- 日本語の記事やサイトがそれほど潤っていない。
Djangoの環境構築
ここではポータブルな環境で開発すること、共同開発などで通用するような統合的な開発を想定して解説をしていきます。
仮想環境構築
今回は Python が標準で用意している仮想環境 venv を利用します。
上下どちらか実行できる方を実行してください。
python -m venv venv
python3 -m venv venv
続いて仮想環境に入ります。Windows(Power Shell)なら上を、Mac や Linux(Terminal)なら下を実行してください。
./venv/Scripts/activate
source venv/bin/activate
次に仮想環境内に Django をインストールします。
作業ディレクトリ内に requirements.txt を作成してください。
requirements.txt
Django==3.2.5
そして次を実行します。
pip3 install -r requirements.txt
こうすることで venv 内に Django(v3.2.5 が現時点では最新)がインストールされます。
Django構築
それでは開発環境が整いましたので Django を呼び出します。
django-admin startproject config .
これを実行すると config フォルダが直下に生成されます。この config フォルダが今回の Web アプリの軸となります。
Django の初期設定をします。ファイルの下の方でこのように一部変更をします。
config/settings.py
...
- LANGUAGE_CODE = 'en-us'
+ LANGUAGE_CODE = 'ja'
- TIME_ZONE = 'UTC'
+ TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
...
とりあえず今回はこれだけで OK です。では Django を起動してみましょう。
python3 manage.py runserver
を実行してください。赤文字のエラーが少し出ますが後で解決するので今は無視してください。シェルの出力に http://127.0.0.1:8000 でサーバーを立てたと書いてあるはずなのでそこにアクセスします。以下のような画面が出れば成功です。
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