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分離型トラックボール付きキーボードKeyball44の導入とその効果
要約
分離型トラックボール付きキーボードKeyball44の導入により、長時間プログラミングしたときの体の痛みが改善されました。タイプミスは改善しませんでした。自作キーボードのキーマップ沼が楽しく、導入して良かったと感じています。
序論
元々入力デバイスはLogicoolのMX Keysキーボードと同社のMX Ergoトラックボールマウスを使っていました。MacBookとWindows両方に対応していて、ボタンひとつで繋ぐ先を切り替えられるのが良くて使っていました。
しかし、以下の点が気かかっていました。
- キーボードにずっと手を置いていると手の甲の腱に負担がかかり痛い
- 肩がぎゅっと締まる姿勢が続き肩こりがつらい
- フルサイズキーボードとマウスをどう配置しても、体が傾いて腰が痛い
- マウスとキーボード間の手の往復が面倒
- Win↔︎Macを交互に使っていると修飾キーのタイプミスが多い。
- 記号キーの配置を覚えられないためにタイプミスが多い。
つまるところ、体の痛みの改善と、タイプミスの軽減を図りたいと考えていました。
本論
これらの問題を解決するため、白銀ラボさんのトラックボール付き分離キーボードKeyball44を導入することにしました。
他にも色々な選択肢がある中で、Keyball44を選定した理由は下記です。
- 肩こり腰痛改善のため分離型がよかった
- タイプミスの軽減のためキー配置を変更したかった。既製品キーボードだと変更に限界があるため、自作(プログラマブル)キーボードが良かった。
- Keyballシリーズはトラックボールがキーボードの内側に配置されるので、手の移動が楽になりそうだった。
- KeyballはYouTubeのオフィス紹介チャンネル取り上げられていてバズったらしく、他の人が組み立てた記録がたくさん出てきた。
- キー数について、自作キーボードをやるならばキー数が少ない方が楽だと考えた。しかし運用を脳内シミュレーションしたところ30%はあまりにも少なすぎ、40%が限界に思った。
- 夫が「半田付けしてあげるから買っちゃいな」と唆してきた。
- 家になぜかキーキャップが3セット分くらい余っており、成仏させてあげたかった。
以上の理由から自作、分離型、トラックボール付き、40%キーボードのKeyball44を選定しました。組み立てやらセットアップについてはいろいろな苦労があったのですが、長くなるので別記事にします。
出来上がったキーボードはこちらです。かわいいですね。
結論
- 体の痛みについて
- プログラミング姿勢が改善され、肩こり・腱鞘炎はかなり改善しました。
- ※ただし厚みがMX Keysよりかなり増し、Keyball44に合わせたアームレストを準備する必要がありました。
- 腰痛についてはあまり変化なしです。
- タイプミスについて
- 良くなった点と悪くなった点があり、総合的にはあまり変わっていません。
- キー配置がカラムスタッガードであることに慣れるまでは、打ち間違いが多かったです。
- 記号キーは()を左右対象に配置するなど、覚えやすさを意識した配置し、一部のキーはタイプミスが減りました。しかし#や*など、どのような規則性で配置したらいいか私の中で答えが出ていないキーについては、適当に配置しているのでタイプミスは増えました。いい感じのキーマップを模索中です。
- キーボードで範囲選択したい時の指が無茶な感じになるので、いい感じのキーマップを模索中です。
- Win/MacBook切り替え時のタイプミスについては、未検証です。これは最近Windows機を保持していた吊り下げ台が壊れ、一時的にWindows機が非稼働であるためです。
- その他
- Keyball44は片手でぽちぽちブラウザ操作するのには不向きでした。分離したキーボードの内側にMX ergoを配置したので、手の移動は前より楽になりました。
- いろいろ大変ですが、キーマップを試行錯誤するのは楽しいです。
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