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わたし Cursor に乗り換えます

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こんにちは。@tetsuro_b です。

ついについに・・・!
私はメインの AI を Claude Code → Cursor に戻すことを決断しました!!

長い付き合いだった「VSCode x Claude Code」とは、しばらくお別れです...。

その理由を紹介していきます。

新機能 Multiple Models の体験が良すぎる

2025年10月29日 Cursor 2.0 が発表され、その中でも「Multiple Models / Multipel Agent」機能がぶっ刺さりました。

Multiples Model は何ができる機能かと言うと「同じプロンプトで複数のモデルに対して処理を実行できます。

例えば「Claude 4.5 Sonnet と GPT-5 Codex」を指定してプロンプトを投げると...

Claude 4.5 Sonnet と GPT-5 Codex が並列で動き出します!!

しかも...

  • 並列で実行できるのは最大 4 モデル
    • 4.5 Sonnet, 4.5 Haiku, GPT5-Codex, GPT5-Fast に同じ作業を依頼する...
  • 同一モデルで 4 並列で同時作業
    • 4.5 Sonnet を 4 並列で同一作業を依頼する...

はい、、、Cursor 最高すぎます。
「レスポンスの早いモデル」と、「ゆっくりだけど正確なモデル」を贅沢に同時に並列で動かせるんです。贅沢すぎる...。

で、並列実装はどれがローカルに反映されるのさ

結論、どの実装も好きなタイミングで現在のローカルブランチに統合できます。
例えば GPT-5 Codex の修正を反映したい場合...

  1. GPT-5 Codex のタブを選択

  2. Apply All で現在のブランチに変更を統合

※ Apply All をするまでは現在のブランチにはどちらの変更も取り込まれていない状態です。

では Claude 4.5 Sonnet の変更も確認したい場合には・・・?

  1. GPT-5 Codex のタブで Undo All を選択
  2. Claude 4.5 Sonnet のタブへ移動し Apply All を選択し変更をブランチへ統合

という操作で Claude 4.5 Sonnet の変更も確認ができます。

最終的には実装内容が良かった方だけを取り込んで進めていけば良いです。

セッションは維持するものから消費するものへ

要するに、、、

「セッション = 1 作業に1つ」
 ↓
「セッション = 1作業で大量に作って消費していくもの

に変わっていくわけです。贅沢すぎる...。

Codex にも同じ機能あったよね?

Codex にも同じ機能が実は以前より存在していましたが、個人的にはインターフェースが別れている都合上使い勝手がよくありませんでした。

  • 各並列タスクをローカルブランチへ統合するのにひと手間必要
  • IDE とブラウザでインターフェースが別れているのでシームレスにできない

それが Cursor なら同一の IDE インターフェースにて「並列タスクの実行 ↔ ローカルブランチへの取り込み」を超シームレースにできるわけです。

私は Multiple Models を使い始め「そうそう、やりたかったのはこれなんだよ!!」と感銘を受けました・・・!

Cursor の Multiple Models がすごいというよりも、IDE とシンプルな UI で結合した体験に価値があると思っています。

ユースケース1:デバック作業の爆速化

Multiple Models のユースケースを紹介していきます。
個人的には Composer-1 を活用した作業でかなりの恩恵を受けると思っています。

  1. 「Composer-1」「GPT5-Codex」を選択し、バグ解消したいプロンプトを投げる
  2. Composer-1 の修正作業は 30 秒ほどで完了するので Apply All して挙動確認
    → OK そうであればGPT5 Codex のセッションは破棄
  3. 不具合が修正されてなければ Undo All で変更を破棄
  4. GPT5-Codex の実装が完了次第、Apply All して挙動確認

※ 2人で作業を進めてもらい早くできた、正確なほうの実装のみを反映させる。以下のようなイメージ。(こんなこと人間にやらせられないですね...。)

  • Composer-1:スピード重視のジュニアエンジニア
  • GPT-5 Codex:じっくり考えていつも最適解を提案してくれるシニアエンジニア

簡単なバグであれば Compser-1 がすぐに直せるので、これまでのように無駄に長い修正作業を待つ必要もありません。また、Composer-1 で直らなくても裏側では GPT-5 Codex が動いてくれているので時間を無駄にすることなく、ハイモデルでの修正内容も確認ができます。

ユースケース2:デザイン案の作成

モデルによって生成されるデザインに微妙な特徴があリますよね。
Multiple Models を活用すれば、新しくデザインを作りたい時に複数のモデルに依頼ができます。

特徴の異なるデザイナー2人にデザイン案を作成してもらう...というようなイメージです。
もちろん一人のデザイナー(同一モデル)に別案を複数出してもらうことだってできます。
贅沢すぎる...。

一度に最大 4 パターンも UI を作成できれば UI ガチャに時間を費やす時間もかなり削減できるはずです。

その他

Multiple Models は、これまでの作業全てにおいて取り込むことが可能だと思います。

  • 要件定義を複数モデルに並列で任せる
  • 実装プランの作成を複数モデルに並列で任せる
  • コードレビューを複数モデルに並列で任せる

さいごに

Cursor の Multiple Models を紹介しました。
これを皮切りに Claude Code や Codex からも同じようなことが実現可能な機能 or UI が出てくるかもしれません。(その時はまた乗り換えするかも...。)

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Discussion

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結局Claude codeもcodexも使ってルンですよね?
claude codeから乗り換えたわけではなく、VSCからCursorに乗り換えただけですよね?
エディタの機能の話とAIモデルの話がごちゃ混ぜ…