型レベルで [a0,a1,...,aN] という構文を使った場合、N=0の場合はリストの型コンストラクター（カインドは Type -> Type）として、N=1の場合はリスト型（カインドは Type）、N≥2の場合は昇格されたリスト（カインドは [k]）となります。頭にプライムをつけると常に昇格されたリストになります。

ghci> :kind []
[] :: Type -> Type
ghci> :kind [Int]
[Int] :: Type
ghci> :kind [Int,Int]
[Int,Int] :: [Type]
ghci> :kind '[]
'[] :: [a]
ghci> :kind '[Int]
'[Int] :: [Type]
ghci> :kind '[Int,Int]
'[Int,Int] :: [Type]

今後、項の中に型レベルの式を書けるようになった時に、リスト型やリストの型コンストラクターに言及するのに従来のように [] や [a] と書いていると、項の中では「昇格されたリスト」になってしまいます。

このスクラップは2022/11/17にクローズされました

GHC 9.4に入る機能

~ が普通の型演算子になる

\cases

ByteArray と MutableByteArray

Levity-polymorphic arrays

ST が MonadFail のインスタンスじゃなくなる

magicDict が withDict になる

Int64/Word64 の内部表現が変わる

GHC 9.6以降

List

`~` が普通の型演算子になる

`\cases`

`ByteArray` と `MutableByteArray`

`ST` が `MonadFail` のインスタンスじゃなくなる

`magicDict` が `withDict` になる

`Int64`/`Word64` の内部表現が変わる

`List`