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【Rails】OpenAI API keyは別のアプリでもそのまま使える?

2024/07/30に公開

はじめに

こんにちは。プログラミング初心者でRuby on Railsを学習しているmockeyと申します。
今回はRailsアプリで使用したOpenAI APIキーが、別のアプリでも使えるのかが気になったので調べたり考えてみました。

前提

この記事ではAPIキーの詳しい取得方法に関する記載はありません。ご了承ください。
導入についてはこちらの記事が分かりやすかったです。
https://qiita.com/yocaji/items/cbce3cb92c601984314c
https://qiita.com/9704yn/items/8ca678b15568784b424e

考えたこと

『APIキーの発行時に特定のアプリと連携させているわけではないのでシステム上は可能である。
しかし、料金面とセキュリティの観点からはパスワードの使い回しと同様に、漏洩のリスクを考えると良くないのではないか?』と考えました。
APIは機密情報であり、複数アプリで同じキーを使用した場合、漏洩すると全アプリに影響が出る恐れがあります。

ここでOpenAI APIについての仕組みを整理します。

  • 従量課金性である
    • 利用したリクエストの回数や処理したトークン数に応じて料金が発生します。

ChatGPTでのトークンとは、「テキストを細かい単位に分割したもの」。
英語の場合は1単語≒1トークン、日本語の場合のトークン数は大体1文字≒1~3トークンとされている。

  • 利用制限
    • APIキーには従量課金性のリスクを回避するために利用制限の設定ができます。
      Image from Gyazo

まとめ

結論としては複数アプリでのAPIキーを使用すること自体は可能ですが、
上記に挙げた特性やリスク、コスト管理の観点で留意すべき点が多くあります。
APIキーはすぐに発行できるので、特別な理由がない限り別々のAPIキーを発行して管理することを検討したいです。

以上

ここまでご覧いただきありがとうございました。

参考

https://metaversesouken.com/ai/chatgpt/what-is-token/#:~:text=トークンとは、ChatGPTが,べき重要な概念です。

https://platform.openai.com/docs/overview

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