Linux

cal
カレンダーをを表示するためのコマンド

コマンドの書式
コマンド [オプション] [引数]

shutdown
システムの終了や再起動に使用するコマンド

隠しファイル
ドット「.」で始まる名前のファイル
主にユーザー環境やアプリケーションの設定ファイルとして使用

4種類のファイルがある。
通常ファイル
ディレクトリ
リンクファイル
特殊ファイル

ls
LiSt filesの略称

ファイルの種類
- 通常ファイル
d ディレクトリ
l リンクファイル
c 特殊ファイル(キャラクタデバイスファイル)
b 特殊ファイル(ブロックデバイスファイル)

絶対パス
ルートディレクトリを基点
相対パス
カレントディレクトリを基点

ユーザーが作業を行なっているディレクトリをカレントディレクトリ

pwd
カレントディレクトリを確認できる

cat
テキストファイルの内容はcatコマンドで表示できる
less
大きなテキストファイルの内容はlessコマンドで表示する

cat書式
ファイルの内容を表示
cat [ファイル名]
※[ ]は省略が可能であることを表す。

less
テキストファイルの内容を1ページずつ表示する。
catコマンドは、1画面に収まりきらない大きなファイルを表示すると、
ファイルの先頭の方はスクロールされて見ることができない。

manコマンドはオンラインマニュアルの表示にlessコマンドを使用されている。

lessコマンドと同様のページャにはmoreコマンドがある。
名前からするとmoreコマンドの方が多機能に見えるが、
実際にはmoreを改良して機能を追加したものがlessコマンド。

cd
書式
cd [ - ] [ 移動先ディレクトリ]
オプションなしでcdコマンド実行すると、
cdコマンド実行したユーザーのホームディレクトリに移動する。
また、「cd - 」を実行すると1つ前の作業ディレクトリに戻る。

iノード
index node
図書館りカードのようなもの。
ファイルサイズや最終更新日時、アクセス権情報やディスク上のどの場所に
ファイルの内容が書き込まれているかといった情報が記録されている。

リンク
iノード番号とファイル名の対応付け

ハードリンク
1つのiノードに複数のファイル名をリンクされることもできる。
ハードリンクを使用すると1つのファイルにふくすのファイル名でアクセスできる。

ハードリンクの作成方法
ln(LiNk)コマンドを使用
書式
ln 元のファイル 作成するリンクファイル

cpコマンド
書式
ファイルをコピー
cp コピー元ファイル名 コピー先ファイル名
cp コピー元ファイル名 コピー先ディレクトリ名

mvコマンド
ファイルを移動
mv 移動元ファイル名 移動先ディレクトリ名
mv 移動元ファイル名 移動先ファイル名

ファイル名の変更はmvコマンド

rm(ReMove)コマンド
書式 ファイルを削除
rm [ オプション ] ファイル名

削除したファイルは、macOSやWindowsのように一旦ゴミ箱にはいかない。
削除前に確認する場合は、rm -i ファイル名

mkdirコマンド
書式 ディレクトリを作成
mkdir [ オプション ] ディレクトリ名

複数階層のディレクトリを作成する時は2通りある
mkdir top
mkdir top/sub
もう一つは-pオプション指定
mkdir -p top/sub

ディレクトリのコピー
cp -r top /tmp

ディレクトリ名の変更
mv 元のファイル名 新しいファイル名

ディレクトリの階層構造がツリー状に表示
tree

ディレクトリの削除
rm -r ディレクトリ名

rmdir(ReMove DIRectory)コマンド
ただ、ディレクトリが空でない場合は、rmdirコマンドでは削除できない

ファイル圧縮
gzipコマンド
zipコマンド
圧縮ファイルの展開
gunzipコマンド
unzipコマンド
アーカイブ作成と展開
tarコマンド

linuxで扱える圧縮形式にはいくつか種類がある
もっとも利用されているのがGNU Zip(gzip)形式。
拡張子は.gz
gzip形式でファイルを圧縮するにはgzipコマンド
書式 ファイルを圧縮
gzip ファイル名

圧縮されたgzipファイルの解凍はgunzipコマンド
書式 ファイルを解凍
gunzip 圧縮ファイル名

gzipコマンドを使って圧縮すると、元のファイルは削除されて
圧縮されたファイルが作られる。
ディレクトリの圧縮には対応していない。

もし圧縮する前のファイルを残したい場合は
gzip -c services > services.gzを実行。
圧縮ファイルを残したまま解凍したい場合は
gunzip -c services > servicesを実行。