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分散処理を勉強した記録~その23~
この記事は、
「分散処理システム」著:真鍋義文 森北出版株式会社
を参考にしています。
今回は、「非同期システムの合意」についてです。
まず、無故障の場合です。
初期値がそれぞれ異なるプロセスであっても、
無故障である限りはいつかは必ず全体の値を知ることができます。
全体の初期値から合意値を決定する
f(x1, x2, x3, x4)
を使って、各自が同じ合意値を得ることができます。
次に、停止故障ありの場合です。
非同期システムにおいて、停止故障してるプロセスがあると、
そのプロセスが死んでいるのか、
はたまた遅延しているだけなのかが判断できません。
よって、非同期システムにおける停止故障ありの合意問題は解決できません。
今回はここまでです。ありがとうございました。
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