GitHubのフォークで、自分版プロジェクトに自由に変更を加える
アプリエンジニアの神田です。
今回はGitHubのフォークについてお伝えします。フォークを用いれば、既存のプロジェクトのコピーを作成して自分なりの変更を保存して勉強できる環境が作れます。
前回に引き続き、mastodon-iosを題材にします。
そもそもフォークとは
他の人が作成したリポジトリを自分のアカウントのリポジトリとしてコピーすることです。
個人でのアプリ開発の勉強に向いている点として、以下の3点が挙げられます。
- 元のリポジトリに変更が加わらないので迷惑をかけない
- 変更点を記録(コミット)できるので、学習の記録をつけられる
- プルリクエストなどGitHubの機能が使えるので、「Gitを使った開発」自体の経験を積める
Googleの生成AIによるGitHubのフォークの説明
GitHub のフォークとは、他のユーザーが所有するリポジトリを自分のアカウントのリポジトリにコピーすることです。フォークを使用すると、親リポジトリに影響を与えることなく、自分のリポジトリ内でコピーしたプログラムを編集できます。
フォークは、上流リポジトリに再提案する前に、アイデアや変更に繰り返し取り組むために使用されます。また、複数の開発会社が協業している場合など、開発会社ごとにリポジトリをフォークすることもあります。
フォーク設定をするには、次の手順に従います。
GitHub.com で、リポジトリのメイン ページへ移動します。
リポジトリ名の下にある [設定] をクリックします。
[機能] で、 [フォークを許可] を選択します。
フォークは、GitHub のページの右上に表示されています。
フォークとクローンの違いは、クローンでは任意のリポジトリをローカルに複製するのに対し、フォークではOSSなどの自分以外のリポジトリに対して、何らかの追加機能の実装、バグ改修を行う場合に使用されます。
mastodon-iosのフォークをしてみる
1.上記のリンクを開いて、画像のようにForkのボタンを押します。
2.リポジトリ名や説明を編集します。
「Copy the develop branch only」はチェックを入れたままでOKです。
3.Create Forkボタンをクリックします。
自分のユーザ名の配下にリポジトリが作られました。オリジナルの変更履歴なども引き継いだ状態になっています。
クローンしてビルドが通るか確かめる
前回と同様の手順でビルドができるか確かめてみましょう。
これで自分用のリポジトリが完成しました。ほかのエンジニアを招待して複数人で開発することもできます。お疲れ様でした。
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