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Amazon Q を使ってみる

2023/12/10に公開

この記事は mob Advent Calendar 10日目の記事です。

今日は Amazon Q について少し使ってみたり調べてみたりしたのでまとめます。

https://docs.aws.amazon.com/amazonq/

Amazon Q とは、ビジネスニーズに合わせてカスタマイズできる生成型人工知能(ジェネレーティブAI)を搭載したアシスタントのことを指します。データソースなどを予め指定でき、特定の知識を持ったアシスタントを作成することができます。

通常、下記のように自前でRAGを構築する必要があるのですが、こう言ったものを一切用意する必要がない点がかなり楽です。

https://zenn.dev/mobdev/books/da63d738595c0a

OpenAI でいうところの、 Assistant API だったり MyGPTs に近しいものがあります。

ということで、早速使ってみます。

Amazon Q のサービスページに遷移して、 Get started から アプリケーション一覧のページに遷移できるので、そこで Create Application を押します。

まずは アプリケーションの名前などを決めます。

Retrevierの設定です。RAGのナレッジデータベースの部分だと思います。
新しく作るか、既にKendraにあるものを使うかを選ぶことができます。

データソースを選ぶことができます。 Amazon S3 や Slack などさまざまなデータソースが用意されています。ここにあるデータが先ほどの Retrevier 側に保存されます。

ちなみに自分は Sample Documents を選んだのですが、Syncすることができませんでした...

以上で、アプリケーションの作成は完了です。

アプリが作られたら、 作られたアプリを選択して Preview Web Experience を押すと次のような Chat画面に遷移して試すことができます。( ただ、タイミングが悪かったのかPreviewだからか 429のエラーコードが返ってきてまともにアシスタントが返答してくれることはありませんでした... )

Deploy Web Experience は試してないですが、上記と同じ Webアプリがデプロイされるのだと思います。

また、 API でチャットすることもできるようです。

https://docs.aws.amazon.com/amazonq/latest/api-reference/API_ChatSync.html

ビジネスケースで自前のサービスに組み込む場合は API 経由で行う方がメインになるのかなと思いました。

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