VSCode の GitHub Copilot Chat で Azure OpenAI の GPT-5-Chat を試してみた
OpenAI が GPT-5 を発表して、Azure OpenAI でも GPT-5 が使用できるようになりました。
仕事では GitHub Copilot Enterprise を使えばよいのですが、個人だと GitHub Copilot Pro を課金して使うか迷うところです。
私の場合は Azure の無料クレジットが利用できるので、VSCode の GitHub Copilot Chat で Azure OpenAI の GPT-5-Chat を設定して試してみました。
GitHub Copilot Chat のバージョン確認
VSCode で GitHub にサインインして GitHub Copilot 拡張がインストール済みの状態です。
私の環境では、バージョンは 0.30.1 となっていました。おそらく 0.30.0 以降で本記事の設定方法が可能だと思われます。
Azure OpenAI リソースを作成
GPT-5 モデルをデプロイできるリージョンが、現時点で East US 2 と Sweden Central なので、East US 2 で作成しました。
gpt-5-chat モデルをデプロイ
gpt-5-chat モデルをデプロイしたら、GitHub Copilot Chat の設定に必要な情報を収集します。
まずは、「モデル名」の gpt-5-chat から「モデル ID」を取得します。
次に、「名前」の gpt-5-chat から「ターゲット URI」と「キー」を取得します。
VSCode の settings.json に追記
私の環境では、下記のように追記しました。
"github.copilot.chat.azureModels": {
"azureml://registries/azure-openai/models/gpt-5-chat/versions/2025-08-07": {
"name": "gpt-5-chat",
"maxInputTokens": 64000,
"maxOutputTokens": 16000,
"toolCalling": true,
"url": "https://mnrai2.openai.azure.com/openai/deployments/gpt-5-chat/chat/completions?api-version=2025-01-01-preview",
"vision": true
}
}
ここでは「キー」を記載せず、次の説明で使用します。
GitHub Copilot Chat で gpt-5-chat を有効化
GitHub Copilot Chat に表示されている GPT-4.1 から「モデルの管理」をクリックします。
「Azure」を選択します。
「キー」を入れます。
gpt-5-chat にチェックを入れて「OK」します。
GPT-4.1 から gpt-5-chat を選択します。
本ブログ記事に関して gpt-5-chat に質問してみた
Azure の gpt-5-chat を使用して GitHub Copilot Chat が使用できました。
参考
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