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wp-env.jsonで定義したpluginsについての備忘録
概要
wp-envで開発環境を構築する際に、wp-env.jsonで定義したプラグインリストを開発ディレクトリ内に/pluginsとして出力させることができるので、mappingsとして定義しました。
しかし、実際には/pluginsにはディレクトリが出力されるだけで、実データは出力されないのでデプロイ用プラグインディレクトリを用意できず困ることがありました。
端的に言うと、wp-envは開発環境として利用しつつ、以下ディレクトリのみは新規プロジェクトのリポジトリにて管理できるようにしたかった。
- plugins/
- themes/
.wp-env.jsonでpluginsを定義する
{
// ... 省略
"themes": [
"./src/themes/my-theme"
],
"mappings": {
"wp-content/uploads": "./uploads",
"wp-content/plugins": "./init/plugins",
"sql": "./sql"
},
"plugins": [
"https://downloads.wordpress.org/plugin/wp-mail-logging.latest-stable.zip",
"https://downloads.wordpress.org/plugin/wp-migrate-db.latest-stable.zip",
"https://downloads.wordpress.org/plugin/wp-multibyte-patch.latest-stable.zip"
]
}
ここでmappingsで指定している、"wp-content/plugins": "./plugins"は必須ではないのですが、このあとjsonをテキスト修正するだけで済ませたかったので記述しています。
※./pluginsにはinit時にのみ展開され使用しない。
distdocker cp コマンドでコンテナからpluginsをコピーする
- [docker ps]コマンドを実行し、WordPressのコンテナ名を確認する。
docker ps
コンテナ名の例
e7f375e6af7d7bbb534476ec3df14e20-wordpress-1
- git cloneでdistディレクトリを予め作成しておき、[docker cp]コマンドを実行してプラグインファイルを開発環境にコピーします。
git clone [リポジトリURL] dist
docker cp [コンテナ名]:/var/www/html/wp-content/plugins ./dist/plugins
[cp]コマンドを実行し、distディレクトリに開発ソースをコピーしておく
cp -R ./src/* /dist/
.wp-env.jsonのmappingsを修正して再起動
themesとpluginsの出力先をdistに変更する。
{
// ... 省略
"themes": [
"./dist/themes/my-theme"
],
"mappings": {
"wp-content/uploads": "./uploads",
"wp-content/plugins": "./dist/plugins",
"sql": "./sql"
},
"plugins": [
"https://downloads.wordpress.org/plugin/wp-mail-logging.latest-stable.zip",
"https://downloads.wordpress.org/plugin/wp-migrate-db.latest-stable.zip",
"https://downloads.wordpress.org/plugin/wp-multibyte-patch.latest-stable.zip"
]
}
.wp-env.jsonの再読み込みをさせれば完了。
wp-env start --update
最終的なディレクトリ構造
├── dist # 新規プロジェクトディレクトリ
│ ├── .git
│ ├── .gitignore
│ ├── plugins
│ └── themes
├── init # 初期実行用
│ └── plugins
├── src # 開発用初期リソース
│ └── themes
├── uploads
└── .wp-env.json
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