AppStream 2.0 で Google Chrome を配信してみた
AppStream 2.0 のチュートリアルレベルの内容です。
AppStream 2.0 とは
公式のドキュメントから引用すると、 “Amazon AppStream 2.0 はデスクトップアプリケーションに即座にアクセスできるようにする、完全マネージド型の非永続的アプリケーションおよびデスクトップストリーミングサービス” です。
デスクトップストリーミングとは何なのかというと、今回使いたい 3tene や OBS Studio のようなデスクトップアプリケーションを、SaaS のようにストリーミング配信することができる仕組みです。
今回は上記ハンズオンの手順を参考に進めていきます。
01. Image Builder を作成する
基本的な手順はハンズオン通りです。
今回は以下の内容で作成しました。
- マシンイメージ: AppStream-WinServer2019-02-11-2025 (Public)
- インスタンスタイプ: stream.standard.medium
上記以外はハンズオンと同じ設定です。
02. Image Builder を使ってカスタムイメージを作成する
基本的な手順はハンズオン通りです。
Chrome は以下の以下の公式サイトからダウンロードしました。
Google Chrome - 高速かつ安全でカスタマイズ可能なブラウザ
Image Assistant の Add App では Chrome の実行ファイルを指定する必要があります。
Chrome の実行ファイルは以下のパスに保存されています。
- C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe
App Launch Settings での Working Directory の指定は不要です。
残りの設定もハンズオン通りです。
03. Fleet を作成する
基本的な手順はハンズオン通りです。
今回は以下の内容で作成しました。
- インスタンスタイプ: stream.standard.medium
上記以外はハンズオンと同じ設定です。
04. Stack を作成する
基本的な手順はハンズオン通りです。
今回は以下の内容で作成しました。
- プロトコル: TCP
上記以外はハンズオンと同じ設定です。
05. Streaming URL の作成
ハンズオンと同じ手順です。
User ID が同じ Streaming URL ではブラウザの複数のタブで同じ URL をひらくことで画面が同期していることを確認できました。
また、User ID を変えて Streaming URL を作成することで、User ID ごとに異なるセッションで接続されることも確認できました。
まとめ
今回は AppStream 2.0 で Google Chrome を配信してみました。
どなたかの参考になれば幸いです。
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