パイロットライトとは
AWS 公式
ディザスタリカバリ (DR) はどのように計画するのですか? - AWS Well-Architected フレームワーク
DR リージョンでシステムの最も重要なコア要素を常に実行している環境の最小バージョンを維持します。復旧の必要が生じたときに、重要なコアを中心として完全な本番環境をすばやくプロビジョンすることができます。
ホットスタンバイみたいに常に別の場所でサブのシステムを動かすのではなく、最小限の核となる部分だけをスタンバイしておくってことみたいです。
AWS Black Belt Online Seminar AWSで実現するDisaster Recovery | PPT
AMI や CloudFormation を使ったり、EC2 インスタンス自体を停止させておいて、普段は余計なコストをかけず障害が起きた場合にいつでも立ちあげられるように準備しておくなどの方法があるようです。
その他
パイロットライト:停止した状態のサーバーを別のリージョンに用意しておき、障害発生時に立ち上げる。
AWS 上でのディザスタリカバリ (DR) 構成 4 パターン - michimani.net
DR 用にスペックの低い DB を起動しておいて、通常時はデータの同期のみを行います。障害発生時には、 DR 用のリージョンでアプリケーションを起動し、 DB のスペックを上げて対応します。そして元のリージョンの復旧作業を行います。
まとめ
今回は AWS における DR 対応で出てきたパイロットライトについて調べてみました。
以下がポイントでした。
- 障害の備えて最小限の核となる部分だけを別リージョンなどにスタンバイ
- AMI や CloudFormation を利用
- 普段はスタンバイの EC2 などは停止させ、障害時のみ起動させる
コスト最適化しつつ障害に備える方法といったところでしょうか。
シンプルな内容でしたが、どなたかの参考になれば幸いです。
追記 (2021.12.22)
公式ブログで詳しく説明されています。
AWS のディザスタリカバリ (DR) アーキテクチャ、パート III: パイロットライトとウォームスタンバイ | Amazon Web Services ブログ
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