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[小ネタ] CloudFormation が付与する aws タグは CloudFormation 管理外になっても削除できない

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リソースタグ - AWS CloudFormation

aws: プレフィックスは AWS 用に限定されています。このプレフィックスでは、大文字と小文字は区別されません。Key または Value プロパティでこのプレフィックスを使用すると、タグを更新または削除することはできません。

上記の仕様が CloudFormation 管理外になっても適用されることを確認しました。

検証

DeletionPolicy: Retain を指定して VPC を作成します。

AWSTemplateFormatVersion: "2010-09-09"
Resources:
  FirstVPC:
    Type: AWS::EC2::VPC
    DeletionPolicy: Retain
    Properties:
      CidrBlock: 10.0.0.0/16

スタック作成完了後に VPC に以下のタグキーが付与されていることを確認できます。

  • aws:cloudformation:stack-name
  • aws:cloudformation:stack-id
  • aws:cloudformation:logical-id

スタックを削除してみます。
DeletionPolicy: Retain を指定したのでスタックを削除しても VPC は削除されません。

スタック削除後に VPC でタグの管理をクリックしましたが、上記タグが表示されませんでした。

まとめ

今回は CloudFormation が付与する aws タグは CloudFormation 管理外になっても削除できない仕様を紹介しました。
どなたかの参考になれば幸いです。

参考資料

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