📝

そんなサービスがあったのか!と思った AWS のサービス

2022/05/03に公開

AWS の勉強中に、普段は目にしないサービスがいくつかったので紹介します。

AWS プロフェッショナルサービス

https://aws.amazon.com/jp/professional-services/

AWS プロフェッショナルサービスは、AWS クラウドを使用して期待するビジネス上の成果を実現するようお客様をサポートできる、専門家からなるグローバルチームです。

・ビジネス上の成果を実現できるようにサポートしてくれる専門家チーム
・エンタープライズクラウドの導入に関連して、具体的な成果を達成するための支援を提供
・それぞれの提案では、一連のアクティビティ、ベストプラクティス、ドキュメントを提供
・自社のチームに加えて、AWS、APN メンバーと協力して実現を目指す

AWS や APN などの専門家と一緒に、ビジネス目標を実現するための、まさにプロフェッショナルなサービスのようですね。

AWS IQ

https://aws.amazon.com/jp/iq/

AWS IQ では、オンデマンドのプロジェクト業務のために AWS 認定サードパーティーのエキスパートを探し出し、安全にコラボレーションし、支払いも済ませることができます。

・AWS 認定のサードパーティのエキスパートを探してコラボレーションできる
・AWS IQ のエキスパートは、幅広いプロジェクトのための実践的な支援を提供
・複数のフォーラムやフリーランサーサービスを検索する必要がない
・AWS 認定エキスパートは少なくとも 1 つの AWS 認定を取得している
・実践的な支援のために、エキスパートに AWS アカウントへのアクセス許可を付与できる
・少ない時間または労力で、AWS のエキスパートを探して、業務を依頼できる
https://iq.aws.amazon.com にアクセスして利用する
・プロジェクト達成後、AWS アカウントからエキスパートに支払いができる

AWS のエンジニアではなく、AWS 認定を取得している各分野のエキスパートとプロジェクトを進めたり、業務を依頼したりできるサービスのようです。
スタートアップで社内に AWS に詳しい人がいない場合に利用するなどのシーンがありそうです。

AWS インフラストラクチャイベント管理

https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/programs/iem/

AWS インフラストラクチャイベント管理 (IEM) は、買い物で忙しくなる休日時期、製品のローンチ、移行といった予定イベントの準備や実行時に、アーキテクチャとスケーリングのガイダンスと運用サポートを提供します。

・通称 IEM
・イベント時に、アーキテクチャのスケーリングのガイダンスと運用サポートを提供
・運用準備の評価、リスクの特定・軽減、AWS のエキスパートと協力しながらイベントの実行が可能
・エンタープライズサポートプランには含まれている
・ビジネスサポートプランの場合は追加料金で利用可能
・計画 ~ 実行までをサポートしてくれる

AWS エキスパートとともに、ローンチや移行の計画、リスク評価を行い、イベントの実行や実行後の評価までサポートしてくれるサービスみたいです。
エンタープライズサポートプランなら、プランの中に含まれているとのことです。

AWS re:Post

https://repost.aws/

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-repost-a-reimagined-qa-experience-for-the-aws-community/

AWS re: Post は、AWS が管理する Q&A サービスで、AWS に関する技術的な質問に対して、クラウドソーシングにより専門家監修の回答を提供し、AWS フォーラムに代わるものです。

・AWS フォーラムの後継
・AWS 公式のいわゆる QA サイト
・閲覧だけならサインイン不要
・質問と回答をしたい場合にはサインインが必要
・無料
・Premium Support のユーザーからの質問に対するコミュニティからの回答が得られなかった場合は、AWS Support のエンジニアに伝えられる

AWS Trust & Safety チーム

サービスではありませんが、いざという時に覚えておくと良さそうだったので紹介します。
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/report-aws-abuse/

AWS リソースが不正な目的で使用されている可能性がある場合は、 Amazon AWS 不正使用レポートフォームを使用して AWS Trust & Safety チームに連絡するか、abuse@amazonaws.com までお問い合わせください。

アクセスキーの漏洩などでは AWS 側から注意喚起の連絡が来ることがありますが、ユーザー自身が何らかの不正使用に気づくパターンもあると思います。
そんな時に連絡する先が、AWS Trust & Safety チームです。

専用フォームまたは abuse@amazonaws.com で連絡しましょう。

まとめ

今回はニッチ (?) な AWS のサービスを紹介しました。
マネジメントコンソールからではなかなか目にすることがないサービスだと思いますが、スタートアップやエンタープライズなど、シーンに応じてうまく利用できれば、さらに AWS の活用ができそうだと思いました。

AWS re:Post は無料なので、サポートプランには入ってないけど AWS で分からないことがあるというときに使うと良いと思います。ただし、英語でのやり取りなので、翻訳ツールを駆使しましょう。

ちょっと違う角度からの紹介でしたが、参考になれば幸いです。

Discussion