[小ネタ] AWS CLI から Amplify Hosting のブランチを削除する方法
delete-branch — AWS CLI 2.27.5 Command Reference
以下のコマンドで削除可能です。
$ aws amplify delete-branch \
--app-id <value> \
--branch-name <value>
やってみた
Amplify Hosting には main ブランチと dev ブランチが登録されている状態です。
コンソールから削除する場合は「アクション」からブランチの接続解除が可能です。
今回は delete-branch コマンドで削除してみます。
コマンドの必須パラメータである app-id は以下の手順で確認可能です。
- コンソールから確認する場合
- アプリケーションの設定 > 全般設定 > アプリ ARN
- AWS CLI から確認する場合
- list-apps コマンドの実行結果のうち、appArnから確認可能
Amplify アプリの ARN は以下の形式になっています。
- arn:aws:amplify:ap-northeast-1:012345678901:apps/d8wvu8t4luqd9
上記のうち、d8wvu8t4luqd9 が app-id です。
そのため、delete-branch でも以下のように app-id を指定します。
$ aws amplify delete-branch \
--app-id d8wvu8t4luqd9 \
--branch-name dev
{
"branch": {
"branchArn": "arn:aws:amplify:ap-northeast-1:012345678901:apps/d8wvu8t4luqd9/branches/dev",
"branchName": "dev",
"stage": "NONE",
"displayName": "dev",
"enableNotification": false,
"createTime": "2025-05-01T06:17:15.430000+00:00",
"updateTime": "2025-05-01T06:24:14.332000+00:00",
"enableAutoBuild": true,
"activeJobId": "0000000001",
"totalNumberOfJobs": "0",
"enableBasicAuth": false,
"enablePerformanceMode": false,
"ttl": "5",
"enablePullRequestPreview": false,
"backend": {}
}
}
削除できました。
コンソールからも dev ブランチが登録解除されたことを確認できます。
なお、Amplify Hosting 側でブランチを登録解除してもソースリポジトリ側ではブランチは削除されません。
delete-branch コマンドでは Amplify アプリとブランチの紐づけを削除しているという挙動です。
ソースリポジトリ側のブランチも不要な場合はソースリポジトリ側で削除してください。
CodeCommit のブランチを削除する場合には CodeCommit 側の delete-branch コマンドを実行する方法などがあります。
Delete a branch in AWS CodeCommit - AWS CodeCommit
まとめ
今回は AWS CLI から Amplify Hosting のブランチを削除する方法を紹介しました。
AWS からのヒアリングにご協力頂きありがとうございます。
ヒアリング結果については AWS にも連携し、継続調査を実施しております。
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