👋

FCMの調査結果

2 min read

初めに

データ分析としてアルバイトをしています、プッシュ通知の実装をFCM(Firebase Cloud Messaging)で行っており、プッシュ通知のデータの分析を頼まれ、それの調査結果です。
ドキュメントもあるのですが、いまいちわからない部分があり、同じように困った人に役立てば幸いです。

注意

データ分析の観点でしか話をしません、モバイルのエンジニアの方には役にたたないと思います。

参考にしたもの

firebase_messagingのデータ構造
kakakakakkuさんの記事
pixivさんの記事

それぞれのデータについて

event_timestamp

日付、これでフィルターをかければ一週間での通知送信数や日毎の送信数などを出せます。

message_id

メッセージ識別のためのid、カウントが2になっているものもありグローバルに一意ではない可能性があります。
アプリIDとタイムスタンプから生成され、
種類が二つあり、0:16桁数字のみ%16桁英数混合数字のみ16桁 のみ
数字のみの部分はマイクロ秒単位のUNIXタイムスタンプだと思われます(おそらくそう??)。
一つ目の方の後ろの英数混合が二種類しかなかったのでなんかしらを指していて、アプリIDから生成されるとのことなのでプロジェクトのIDだと思ったが違いました、謎です。

instance_id

what is instance ID
原文 https://developers.google.com/instance-id/
翻訳 https://www.milk-island.net/translate/ggd/instance-id/

Android・iOS・Chrome apps/extensions などでそれぞれ各端末に対して発行されるユニークキーCrashlytics for Firebase や Analytics for Firebase などでユーザー(=端末)を紐付ける為に利用されるキーで各プラットフォームライブラリやREST APIで削除・再生成することが可能で、削除するとそのInstance IDに紐づくユーザーデータが各Firebase Productsから削除される

user_id = instance_id というわけではないので気をつける必要がありそうです。
instance_idは再生成されることがあるので正確ではないですが count_distinct で重複を消してカウントすることによって擬似的なUUは出せます。

message_type

通知メッセージかデータメッセージのどちらか、今回の場合は通知メッセージだけなのでフィルターかければ良かったです。

sdk_platform

OS情報が取れる IOS ANDROID UNKNOWN_OSで分類可能です。
OSごとで集計したければ使います。

app_name

Androidパッケージ名、iOSバンドルID、空のどれかが入ります。

topic

トピックの名前らしいですが、informationしか入ってませんでした。

bulk_id

トピックへの特定の送信など、関連するメッセージのグループを識別します。
と書いてあるので、これで通知メッセージごとの送信数などが出せると思っていたのですが、かなり別れていて、どれがどれを指しているのかいまいちよくわからなかったです。

event

MESSAGE_ACCEPTEDを使用することでメッセージの到達数、到達率を出すことができます。
イベントを軸にすることでエラーの詳細やそれぞれの数も出すことができます。

analytics_label

JSONで返せそうなので期待していたのですが、全て空になってしまっていました、適切にデータが飛んでいなさそうなのでここを改良すれば色々とデータが取れそうです。

出せるもの

user_idがFCM側で取得できていないこと、メッセージ開封のフラグがないことが厳しいです、開封フラグと受信ユーザーのuser_id、送信メッセージのタイトルがあるとありがたいですね。。。

  • 通知の到達率
    • デバイス別は出せますが、user_idがないので性別とリテンション(受け取った人の復帰率は厳しそうです)
  • 通知の到達数、到達していない場合の原因
  • メッセージタイプごとの割合
  • 特定期間にメッセージを受け取った人の数

その他

analyticsが自動で取得しているものの中に notification_oo みたいなのがあるのでこちらも使えます、OSの制約はあります。

メッセージ開封数に関してはデータとしてはないですが、firebase consoleのcloud messagingのところで見ることができます。

最後に

message_idの部分がわかる人、bulk_idなどについて知識のある方おられましたら、教えていただけると嬉しいです。

Discussion

ログインするとコメントできます