Scrum Master とはなんだろう

私はとある企業で消費者向けのWebサービスを開発する組織に所属している。

この組織はいくつかのスクラムチームで構成されていて、私のチームは１年前にスクラムをはじめたところだ。
チームはCSMをもつ開発者とCSPOを持つ開発者、およびプロダクトオーナーの３名で構成されており、発足時にスクラムマスターはあえて置かないという選択をした。
開発者・PO とも経験値が高く、スクラムマスターの役割を全員で果たせると思ったからだ。

その後私以外のチームメンバーが入れ替わり、スクラムに関する知識がないPOと 不十分な開発者がジョインした。スクラムマスターが不在のまま、しばらくスクラムを続けていたが次第にメンバー間でスクラムやアジャイル開発に対する認識の違いからコンフリクトが生じるようになった。
結果、毎週30分のタイムボックスで全員でスクラムガイドを読み直すという活動を現在している。
いまだにチームはスクラムマスターという役割を設けていない。そして組織の他スクラムチームもほとんどが専任のスクラムマスターを置いていない（いろいろ理由があるのだと思う）。
私はチームの状態を見て、自分がスクラムマスターのようにふるまうことがこれまでよりもっと必要になると感じた。CSM　の取得費用は高額なので、PSM Iから学習をはじめている。

cybozu の天野さんというスクラムマスターが書いている　スクラムマスターの頭の中　というブログを最近読み始めた。
この記事の中で スクラムマスターの具体的な活動を発信することが重要だ という部分に共感した。
特に場所はどこでもよかったのだが、ここで具体的な活動について記事というか、メモ程度の覚書を書いていこうと思う。