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【入社エントリ】 AIに縁がなかったけど松尾研究所に入ってみた

2024/08/28に公開

はじめまして。8月にシニアAIアーキテクトとして松尾研究所に入社した小原です。この入社エントリでは私が松尾研究所に入社した背景と、松尾研究所ではAIエンジニアやデータサイエンティストに限らず様々な職種の方が活躍できる機会があるということをお伝えできればと思っています。

バックグラウンド

まず私のキャリアを簡単に紹介します。新卒でフューチャーアーキテクトというITコンサルの会社に入社し、全社的に使われているフレームワークの開発・保守や様々なプロジェクトの技術支援を中心に取り組みながら、一部クライアントプロジェクトに深く入り込むなど幅広く業務に携わることができました。その後はシリコンバレーのアーリーステージのスタートアップ2社(1社はCo-Founder、もう1社は1人目の社員)でCTOを経験し、そして前職ではJMDCという医療・ヘルスケアの会社で開発部長をやっておりました。

管理職とプレイヤー、受託開発と自社プロダクト開発、スタートアップと大企業、日本とアメリカ、等々、幅広く経験することを意識してきました。

また、よく言われる行ったり来たりできるキャリア[1]というのが良いと思っています。新卒では主にプレイヤーとして、そしてアメリカでは創業メンバーとして全世界採用を始めてチームビルディング、前職ではそれなりの規模の開発組織の立て直しと部門マネジメントといった良い経験ができたのですが、現職でもまたプレイヤーとしての役割も期待されているので、管理職のときとは違った様々な挑戦をしていきたいと思っています。

松尾研究所に入社した動機

AI領域をリードしている会社である

そろそろ別のことをやろうと思ったときに、時代の流れを考えるとAIが1つの選択肢になりました。

AIにはあまり縁が無かったのですが、ChatGPTがリリースされてまだ2年弱というのが信じられないくらい生成AIの領域の成長は著しく、その領域に関わりたいという想いをここ最近は強く持っておりました。

私は40代なのですがIT業界にいると早くに「シニア」などと呼ばれます。しかし人生100年時代とも言われており、実際にまだまだ仕事はしていきたいので、そんな中で生成AIが様々な業界で仕事の進め方やあり方を変革していく様を見て、今後のキャリアを今までの延長での仕事の進め方ではやっていけないと思いました。そしてそう考えたときにAI領域をリードしている会社である松尾研究所に興味を持ちました。

社会課題の解決に取り組むことができる

前職は医療・ヘルスケア、前々職は教育と、社会課題の解決を軸にキャリアを選択してきました。松尾研究所も社会課題に直結する案件が多くあり、また、松尾研究所自体も日本の社会課題に立ち向かっている会社なので、そこに魅力を感じました。

行ったり来たりできるキャリアの一環として

前述の自己紹介でも少し書きましたが、行ったり来たりできるキャリアというのを意識してきました。そうした中で最近は管理職としての業務が中心となっていましたが、今までの経験を活かしつつプレイヤーとしても貢献できる環境というところにも魅力を感じました。また、松尾研究所のスタートアップらしい特性や、現在組織の規模を拡大中というステージを考えたときに、今までのスタートアップでの経験や組織マネジメントの経験を生かした貢献もできると思いました。

以上3点の他にも、選考を進める中で会社のMVVや働く環境、同僚となる方々の魅力にも惹かれたというももちろんあります。

入社してみて

まだ入社して間もないですが、上記した動機は実現できている、もしくは今後実現できると感じています。AIを使ったシステムを開発する中ではAIのコアな部分だけでなく、UIはもちろんバックエンドの様々なシステムとの繋ぎこみなどを作る必要もあり、私のようなキャリアの人間でも貢献できる部分があると感じています。ちなみに個人的にも具体的な目標がいくつかあるので、それも別の機会に書けたらと思っています。

また、個人的にはカオスな環境が好きなのですが、松尾研究所も成長真っ只中の良い意味でカオスなところがあります。会社としても案件が溢れるほどたくさんあり、個人としてもやれることがたくさんある状況で、手を挙げれば何でもできるような環境というのが素晴らしいと感じています。キャッチアップすることがいろいろある中で手を出しすぎると破綻しそうですが、優先順位を付けて少しずつ、でも徐々に幅を広げて貢献と研鑽ができればと思っています。

そして実際に入社してみて何より感じたのは、同僚の方々のモチベーションが高く非常に優秀で刺激を受けながら仕事ができているという点です。会社としても高い目標を掲げており、非常にチャレンジングな環境だと感じています。

今後はクライアントプロジェクトのシステム開発に携わりつつ、松尾研究所らしい他の取り組みにも積極的に関わっていきたいと思っています。また、個人的には生成AIを使った開発生産性の向上はもっとできると思っており、そちらにも挑戦したいと思っています。

最後に

以上、簡単に入社エントリーをお届けしました。

松尾研究所というとデータサイエンティストやAIエンジニアのイメージが強いかもしれませんが、私のようなポジションを含めて幅広い職種で募集しております。少しでもご興味を持っていただけたらぜひ以下をご覧になってカジュアル面談をお申込みください!

脚注
  1. DeNA創業者の南場さんのスタートアップと大企業・メガベンチャーを行き来するキャリアの話CEOからCTO、そしてICに戻ったHashicorp創業者のMitchell Hashimoto氏等、行き来の話は近年枚挙に暇がありません。 ↩︎

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