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祝発投稿🎉初登壇した話

2024/05/13に公開

AWS

はじめに

2024年5月11日に開催されたJAWS-UG DE&Iにて初登壇の機会をいただけた。AWSのユーザーグループであるJAWSーUGには1年ほど参加しており、さまざまな知見を学ばせてもらっていた。ユーザーグループでは皆が助け合い、AWSの知見を話し合える素晴らしい文化がある。いつか自分も登壇してアウトプットしたいと思っていたのですごく嬉しい。運営に皆さんには感謝しかない🥹

初投稿はワークショップと登壇について紹介したい。

参加したワークショップ

今流行りの生成AIが使えるAmazon Bedrockとノーコードでデータ転送ができるAWS AppFlowを使ったワークショップ。

Bedrockナレッジベースを使って、資料をベースとしたRAGが簡単に作れる体験と、Stripeなどにある商品データをAppFlowでノーコードでS3に取り込み、Bedrockから利用できるようにする体験ができた。

基本はマネコンから操作するだけでRAGが構築できる。Amazon OpenSearch Serviceを使うので構築後は削除は必須!!!という注意点があるが。。。。

日本酒の酒蔵マップがRAGの素材だったのがツボだった。（個人的にハマっているので嬉しい🍶）

JAWS-UGでは講師の方をはじめ、メンターの方々のサポートもありワークショップをすすめられる。JWASは素晴らしい。自分もナレッジベースが作成できないトラブルが起きたが、メンターをはじめとした皆さんの助けを借りて無事完走できた。

トラブルを解決してくれた作業工程を見ていたのだが、これがすごく勉強になった。トラブルの詳細については次の記事で解説。

RegionDisabledExceptionでBedrockナレッジベースが作成できない!

登壇内容（話せなかったことも少し記載）

細かい構築の話を割愛し、AWSを課題解決の手段に使った話をした。今回は生成AIのワークショップだったので生成AIを取り入れた事例を話した。

登壇資料

課題（悩み）とは？

私はチーム開発を取り入れたいと思っていた。具体的にはシンプルなGitHub Flowにて業務を行いたかった。仕事柄、事務所にいないことが多く細かい内容をチェックしてあげたくても、なかなか確認することができない。せめてプルリクをSlackで受けたら、外でもレビューできるのにな。CI/CDを構築していてばデプロイもできる。

ただ、チームメンバーも開発のみが仕事ではなく、Gitにすら慣れていない。なかなか日常的にプルリクが来るという状況ではなかった。環境へのデプロイも手動で行なっており、事後報告としてプルリクが来るような状況がだった。

チームメンバーの課題（悩み）

定期的な面談でメンバーは下記のようなことを上げてくれた。

人前での会話が苦手。
資料を作ることが苦手。
ITを学ぶ時間が欲しい。

時間は調整してあげれるが、苦手の克服は訓練しかない。。。そんなことを考えていた🤔

閃いたこと💡

ある日、課題の解決方法を思いついた。

CI/CDで更新できる社内用のナレッジサイトの立ち上げる。
Markdownで記載でき、プルリク、レビュー後にデプロイする。
日々生んだことをブログにする。
ブログをベースにナレッジを共有する会を定期的に開催する。

まとめること。話すこと。学ぶこと。3つが融合し、CI/CD環境であればチーム開発をしてるっぽく運営できる。チームと私の悩みと課題が融合し、うまく解決できると確信した。あとはそれをのように構築していくのか？

隙間時間で爆速で構築できるものでないといけない。AWSサービスを利用するしかないと考えた。

社内用ナレッジサイトの構築方法

Hugoのテンプレートを活用して、静的サイトを作る。
Amplifyホスティングを利用してCI/CD環境を構築する。
一応プライベートなので最低限Basic認証を設定する。
Slackへの通知設定。

https://aws.amazon.com/jp/amplify/

https://gohugo.io

コンテンツの調整を含め、およそ3日程度で完成した。構築の詳細は別途まとめたい。

ナレッジサイトのトピックス機能

ナレッジサイトには、はじめて記事を記載する人用にハンズオン機能を設けた。

ハンズオン（ワークショップ）

AWSのWorkshopのようなUIで記事の更新方法を学べる。

handson-images

自己紹介記事を作り、GitHub Flow、CI/CDを体験できる。Hugoのテンプレートを利用するとリッチなUIがMarkdownで作成できる。

利用したテンプレート

https://themes.gohugo.io/themes/doks/

これがニーズに合っていた。

苦労したこと

Hugoのテンプレートのカスタマイズかもしれない。Hugoはあまり情報がないような気がする。タイムスタンプの修正に苦労した。慣れないGoの仕様の勉強になった。

ナレッジサイトの情報から回答できるQ&A Botの開発

せっかくなので簡単なコーディングでRAGを作った。Pythonのみで完結。

利用したのは下記の通り

streamlit
チャットUIを簡単に作れる。
langchain
Open AIやBedrockなど簡単に呼び出してロジック構築できるライブラリ。今回はBedrockを呼び出した。Claude2とAmazon Titanを呼び出した。
Faiss
langchainが対応しているベクターストア。Meta製

https://streamlit.io

https://www.langchain.com

https://aws.amazon.com/jp/bedrock/

ナレッジ共有会について質問してみる。

ナレッジ共有会（技術共有会）について質問すると。

result-quession1

自分にについて質問してみる。

result-quession2

褒められましたやん！☺️

当時はまだ、Bedrockナレッジベースなどなかったのでコーディングしたが、JAWSで学んだことをもとにリアーキテクチャしようと思う。

まとめ

AWSはたくさんのサービスがあるので課題にマッチしたものを探すだけでも大変。しかし、JAWSなどで学びを深めていくことで、慣れてくると素早く欲しいものが手に入る。JAWSに参加することでアウトプットの文化を知り、自身の考えも変わったと感じている。

アウトプットを続け、自身も成長を続けたい。JAWS-UG最高🦈