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Node.jsの環境構築

2023/11/25に公開

windowsとmacOSでそれぞれNode.jsを使用するにあって、
環境構築をするための手順をまとめておきたかったので、備忘録として残します。

構築手順

※コマンド操作はMacの場合は端末の「ターミナル」、Windowsの場合は「コマンドプロンプト」で行う。
※Macの場合「$」以降のコマンドをコピペする。
※Windowsの場合「¥>」以降のコマンドをコピペする。

nodebrew / nvm

後ほどインストールする、Node.jsのためのバージョン管理ツールです。
Node.jsはアップデートが頻繁に行われるため、開発環境に応じて対応しているバージョンへの切り替えをすることが多々ありますが、Macの場合は「nodebrew」, Windowsの場合は「nvm」でNode.jsをインストールすることで、その作業をスムーズに行えるようにします。

MACの場合(nodebrewのインストール)

1. ルートディレクトリに移動

$ cd ~

2. nodebrewをインストールします

Homebrewを使用する。インストールしていない場合、公式サイトからインストールする。

$ brew install nodebrew

3. nodebrewの初期設定

$ nodebrew setup

setup が成功するとexport PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATHとPATH指定が表示されます。

4. PATHを通す

nodebrewで管理しているNode.jsを優先的に使うためにPATHを通します。
使用しているシェルによって設定方法が変わりますので
まずは以下のコマンドで、どのシェルが使われているか確認しましょう。

$ echo $SHELL
  • zshを利用している場合
    /bin/zsh

  • bashを利用している場合
    /bin/bash

zshを使っている場合

.zshrcというファイルに先ほどのPATHを追加します。
vimコマンドで.zshrc を開きます。

$ vim ~/.zshrc

iキーを押して、インサートモードにする。
以下のような表示になります。

~
~
-- INSERT --

パスを記入する
「#」マークはコメントを意味します。

# nodebrewを使うパス
$ export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

インサートモードを終了し、変更を保存する。
「esc」キーを押すとインサートモードが終了します。
続いて:wqと入力し、Enterキーを押して変更を保存します。

定義した内容を有効にする

source ~/.zshrc

bashを使っている場合

  • 上記の「zshrc」を「bash_profile」に読み替えて実行してください。

5. nodebrewがインストールされているか確認する

以下のコマンドを叩いてバージョン情報が表示されれば完了です。

$ nodebrew -v

Windowsの場合(nvmのインストール)

1.ルートディレクトリに移動する

¥> cd ¥

2.nvmをインストールする

  1. 公式ドキュメントへアクセスし、Assetsの中のnvm-setup.zipをダウンロード・解凍する。

  2. nvm-setup.exeを起動する。

  3. 手順通りに進めて、正常に終了すれば完了です。

3.nvmのバージョン確認

¥> nvm version

Node.js

JavaScriptは通常、ウェブブラウザ内でクライアントサイドのスクリプトとして実行されますが、Node.jsはJavaScriptをサーバーサイドで実行するためのランタイム環境です。

MACの場合

1.最新の安定版をインストールする

$ nodebrew install-binary stable

2.Node.jsのバージョンを確認する

$ node -v

ここでバージョンが表示されない場合、以下を実行する。

① 使用するバージョンの設定
インストールしたNode.jsのバージョンを確認する

$ nodebrew ls
# v20.00.0
# current: none

currentnoneの場合、使用するバージョンが設定されていないので、設定する。
※設定されていた場合、②を実施

$ nodebrew use v20.00.0

$ node -vでバージョンが表示されればOK
表示されない場合②を実施

②パスを通す
nodeコマンドを使用できるようにパスを通す

$ echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc

Node.jsのバージョンを変更する場合

インストールされている全てのNode.jsのバージョンを確認する

$ nodebrew ls

使用したいバージョンが無い場合、バージョンを指定してインストールする

$ nodebrew install-binary v00.00.00

使用するバージョンを指定して有効にする

$ nodebrew use v00.00.00

Node.jsのバージョンを確認する

上記で指定したバージョンが表示されればOK

$ node -v

Windowsの場合

1.最新の安定版をインストールする

¥> nvm install latest

2.ダウンロードしたバージョンを使用できるようにする

# バージョンはインストールしたものを入れてください。
¥> nvm use 00.00.0

3.Node.jsのバージョンを確認する

¥> node -v

Node.jsのバージョンを変更する場合

インストールされている全てのNode.jsのバージョンを確認する

¥> nvm list

使用したいバージョンが無い場合、バージョンを指定してインストールする

¥> nvm install v00.00.00

使用するバージョンを指定して有効にする

¥> nvm use v00.00.00

Node.jsのバージョンを確認する

上記で指定したバージョンが表示されればOK

¥> node -v

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