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Amazon Location Serviceの「Explore」を触ってみた。

2022/05/13に公開

はじめに

こんにちは。
AWS学習中なので、どのサービスから理解を深めていこうかと下の画面を眺めていまして

ただ立ち上げて触ってみるだけでも本当に理解した事にならなさそうだなと思い、
何かを作ってみたいなという気持ちもありまして、
本来なら何かの要望があってそれに足るものを作るのが一番実践的だと思いますが、
一旦自分が「面白い」と思うものを作ったりしてみてもいいんじゃないか(自分のお金で触ってるし)と思い知らないサービスをクリックして中を覗いていました。

結構知らないのいっぱいあります。

主要なサービスを地道に追求しなければいけない気もしますが、
行動の動機は「面白くて分かりやすい目的地」かなと思い、直感的にこれやれたら面白そうというのが想像し易いので今回は表題の「amazon Location Service」を触ってみる事にしました。

最終的には付随して色々連携していけるといいなという淡い期待を持ちつつ概要を覗き始めます。

Amazon Location Service

2021年6月2日に正式ローンチ(らしいです)

以下はこちらから抜粋したものを少しだけ読み易くしたものです。

特徴

特徴

・アプリにロケーションデータをセキュアかつ簡単に追加。
・位置情報機能をアプリに簡単に追加できるフルマネサービス。
・マップや特定のポイント (POI) を表示。

①番地レベルの住所を地理学的座標に変換
②ルート計算
③リソース追跡
④位置情報に基づきアクションをトリガー
など出来るアプリを構築可能。

・高品質な地理空間データを使ってマップ、場所、ルートの表示
・トラッキング、ジオフェンシングを実行。
・データのプライバシー・セキュリティ管理にも利用可能。
・位置情報データにはデベロッパーツールから簡単にアクセス可能。
・組み込みのモニタリング機能・管理機能でアプリをすばやく本番稼働に移行が可能。

機能

マップ

位置情報の視覚化 & それに基づく多サービス機能の基盤。
グローバル位置情報データプロバイダーである
・Esri
・HERE
の様々なスタイルのマップタイルを選択可能。

マップをアプリで視覚化するには該サービスフロントエンドのモバイルまたはウェブのソフトウェア開発キット (SDK) をアプリに追加することでデベロッパーガイドにあるサンプルコードを使用できるようになる。
ガイドには選択したマップ上で自分のデータを視覚化する方法が記されている。

場所

・自分のアプリで「特定のポイント (POI)」の機能を提供。
・住所を緯度・経度の地理的座標に変換 (ジオコーディング)
・座標を番地レベルの住所に変換(リバースジオコーディング)

HERE と Esri の高品質地理空間データを利用し自身の住所DBの品質や多用途性を向上可能。

サービスの
・フロントエンドのモバイル
OR
ウェブのソフトウェア開発キット (SDK)
をアプリに追加することでデベロッパーガイドにあるサンプルコードを使って検索ボックスをマップに追加→検索結果を表示(場所をマップ上で視覚化)可能になる。

ルート

アプリで出発地と目的地の間の
・移動時間
・移動距離
・道順
を特定の移動制限 (トラック用モード、車体寸法、回避など) 付きでリクエスト可能にする。

Esri と HERE から取得したルーティングデータを提供しているため、
アプリで最新道路情報や交通情報に基づく正確な移動時間の予測を得ることが可能になる。

迅速な配達や燃費の削減といったビジネス目標の達成に近づけることが出来る。
ルートはSDK をアプリケーションに追加するだけで使用可能。

デベロッパーガイドにあるサンプルコードが、
・マップ上でのルートの表示方法を示す
・出発地と目的地間のマトリクス生成

トラッキング

トラッキング対応アプリを実行しているデバイスの過去と現在の位置情報を即時取得。
デバイスの位置情報履歴を使い、
・在庫の配置
・製造の流れ
・荷物の発送
などのオペレーションを最適化。

トラッカーとジオフェンスのリンクでデバイス位置情報更新をジオフェンスに照らし自動評価可能。

移動のないデバイスからの位置更新を除外後、
それらの位置更新をジオフェンスに照らし保存・評価することでコストを削減も可能。

・施設
・アセット
・人員
の位置情報など追跡対象のデバイスにおける機密性のある位置情報は、お客様のアカウントでのみ処理および保持するため、
・機密情報が第三者への漏洩防止
・ユーザーのプライバシー保護
・アプリのセキュリティリスク低減
を実現。

アセット追跡には、サービスフロントエンドのモバイルまたはウェブSDKをデバイスに追加し、位置情報更新をトラッカーに送信。
アセットの位置情報がトラッカーに届くと、デベロッパーガイドにあるサンプルコードを使ってマップ上に表示可能になる。

ジオフェンシング

追跡対象デバイスがジオフェンス定義された地理的境界への出入りをアプリが検知し対応する機能。
ジオフェンスを越えたことが検知すると自動的にenterイベントまたはexitイベントをEventBridge に送信→EventBridgeがダウンストリームのアクションをトリガーする。
(配達ドライバーが近くに来たことをレストランに通知するなど)。

当該イベント駆動型のセットアップにより、必要に応じアプリの規模や洗練度を簡単に調整することが出来る。

ジオフェンシングの使用を開始するには、SDKかコンソールを使ってジオフェンスを作成する。

料金

3ヶ月間の無料利用枠有
詳しくは料金を参照。

インタラクティブラーニングツール「Explore」(探検)を触ってみる

開始方法タブをクリック↓


「コンソールで試す」ボタンを押下。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※分かりやすいようにChromeの「日本語に翻訳」をしています。

「継続する」を押下。

Explore Place Index(プレイスインデックスを探索する)を押下。

Place Index


タブが「Place Index」に移動し、検索小窓が表示されました。
"tokyo"と入力すると

Tokyo Disneyland, Urayasu, Chiba, JPN
が候補に出たのでクリック

Google Mapみたいです.
下部には↓↓このように表示されています。

「APIリクエストとレスポンスの構文」




リクエストの内容についてリファレンスを覗き見

BiasPositionとMaxResults

BiasPosition
リクエストで指定されたオプションのバイアス位置の座標(数値のペア)が含まれる。
最初の数字はX座標または経度、2番目の数値はY座標または緯度を表す。
タイプ:doubleの配列
必須:いいえ


MaxResults
リクエストで指定されたオプションの結果カウント制限が含まれる。
タイプ:整数
有効な範囲:最小値1。最大値50。
必須:いいえ

隣の「Route Calculator」(ルート計算機)タブに移動してみます。

Route Calculator


車のマークにマウスオンすると「Select Travel Mode」と表示。

・Car
・Truck
・Warking

が登場。(今回は徒歩を選択します。)

時刻も指定可能(今回は触らず。)

①地点と②地点を指定

ルートを計算するを押下。

場所が場所なので若干ずれましたが、概ねよく見るGoogle Mapと同じ挙動です。

下部の「APIリクエストとレスポンスの構文」を確認します。

APIリクエストとレスポンスの構文

先ほどの「1:」に続いて「2:ルートを計算します(2つのウェイポイント)」が追加されています。





次はGeofence collection(ジオフェンスコレクション)を試してみます↓↓↓

Geofence collection


六角形のボタンを押下します。

マウスクリックして範囲を選択していきます。

こんな感じで選択出来ました。

下部の「APIリクエストとレスポンスの構文」を確認します。

APIリクエストとレスポンスの構文

「1:」に続いて「2:ジオフェンスを置く(探索-1))」が追加されています。
※選択範囲取り直したので↑画像と座標違います。



最後にTracker(トラッカー)を触っていきます↓↓

Tracker


アイコンにマウスオンしてみます。




経路をシュミレートしてみます。(今回は渋谷の適当な箇所で)

下部の「APIリクエストとレスポンスの構文」を確認します。

APIリクエストとレスポンスの構文

「1:」に続き、
トラックマークを配置した数だけ「n:デバイス位置の更新(xxxxxxxxx)」が追加されています。

最後に

それぞれの機能についてざっくりイメージ出来た気がするので次回以降、実際に自分で作っていく工程を挑戦してみようと思います。
不安もありますがいけるところまで頑張ってみます。

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