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PostgreSQL,Cassandra互換のNewSQL YugabyteDBについて

2023/12/27に公開


公式ドキュメントから要点部分を抜粋

YugaByteDBとは

YugabyteDBは高性能分散分散型PostgreSQLデータベース。

- オンデマンドのスケール、
- 組み込みの復元力
- 柔軟な地理的分散
- ビジネスクリティカルなアプリケーションを強化するPostgreSQL互換およびCassandraからインスピレーションを受けたマルチAPIインターフェイスを提供。

分散ストレージ レイヤーを使用し、

・スケールアウトRDBMS
・インターネットスケールのOLTPワークロード

の両方に対し、

- 短いクエリレイテンシ
- 障害に対する優れた回復力
- グローバル データ分散

を提供。

Kubernetes環境だけでなく、パブリック、プライベート、ハイブリッドクラウド全体にデプロイ可能。

主な利点

YugabyteDB は、クラウドネイティブ アプリケーションに以下5つの主要な機能を提供。

PostgreSQL の互換性

- トリガー、ストアド プロシージャ、部分インデックス、セキュリティなどのサポート
- 高い俊敏性でアプリケーションを構築および最新化する
- 開発者はすぐに生産性を高めることが出来る
- レガシーデータベースをクラウドに移行 (Oracle / RAC、SQL Server、DB2)

※PostgreSQLだけでなくCassandraとも互換性があるそう。

回復力と継続的な可用性

- 複数の障害 (ノード、ゾーン、リージョン、データセンター) に耐える。
- 再レプリケーションによる自動修復
- ダウンタイムゼロのアップグレードとセキュリティパッチ適用
- 現実世界の大規模なシナリオで実証済み

水平方向のスケーラビリティ

- 1 日あたり数十億のオペレーション、数百 TB
- ノードを追加してクエリ、ストレージ、接続を拡張
- 実行中のアプリケーションに影響を与えることなく、大規模なデータセットをオンデマンドで確実にスケールアウトおよびスケールイン

地理的分布

- ACID の一貫性を備えたゾーンおよびリージョン間でデータを分散
- 同期、非同期、地理的パーティショニング、ハイブリッド展開を含む、あらゆるデータベースの最も完全なグローバル レプリケーション機能
- データを顧客の近くに移動し、GDPR などの規制に準拠

ハイブリッドおよびマルチクラウド

- ベンダーロックインを回避
- オンプレミスのデータセンターからクラウドに段階的に、自信を持って移行
- さまざまなクラウドの特定の機能と機能をアプリケーションの要件に合わせる

YSQL and YCQL

Yugabyte Cloud Structured Query Language (YSQL)

Yugabyte Cloud Cassandra Query Language (YCQL)


提供サービス

YUGABYTEDB

オープンソースのクラウドネイティブ分散 SQL データベース。

YUGABYTEDB ANYWHERE]

好みの環境 (オンプレミス、パブリック クラウド、Kubernetes にわたる) およびトポロジ (単一リージョンおよびマルチリージョン) での YugabyteDB のデプロイと管理を自動化可能。

YUGABYTEDB MANAGED

AWS、Azure、Google Cloud上で YugabyteDB クラスターを実行できるようにするフルマネージドの YugabyteDB-as-a-Service。

YUGABYTEDB VOYAGER

クラスターの準備、スキーマの移行、データの移行などのエンドツーエンドのデータベース移行を管理。ostgreSQL、MySQL、Oracle データベースから YugabyteDB Managed、YugabyteDB Anywhere、およびコア オープン ソース データベース YugabyteDB にデータを安全に移行する。

料金

https://www.yugabyte.com/yugabytedb-managed-standard-price-list/


更に詳しく

以下ページを読むと更に詳細な理解が深まります。
(公式ドキュメントよりも具体的に書いてあるかも。)

https://tech-blog.rakus.co.jp/entry/20221014/yugabytedb#ここがすごいぞ-yugabyteDB

https://www.sraoss.co.jp/tech-blog/yugabytedb/yugabytedb-intro/

https://www.sraoss.co.jp/wp-content/uploads/files/event_seminar/material/2023/SRA-OSS-x-YugabyteDB-JOINT-WEBINAR_20230411.pdf

https://www.slideshare.net/nttdata-tech/yugabytedb-newsql-distdb-1-nttdata


チュートリアルやってみる

こちらにアクセス。

「Try YugaByte Managed Free」を選択。

「Sign Up」

「Create a Free Cluster」

Sandbox→「Choose」

全てデフォルトのまま「Next」

「Next」

認証情報をダウンロードして「Create a Cluster」

Cloud Shellが表示されました。
ダウンロードした認証情報を開き↓パスワードをコピー

credential.txt
Cluster: kind-deer
YSQL Username: admin
YSQL Password: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
YCQL Username: admin
YCQL Password: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

ペーストして中にはいります。

左カラムのからStepを選択すると↓のようなウインドウが出てRunで様々なクエリを実行出来ます。


Step3ではMigrationtionツールのYogabyte Voygerのインストールページのリンクがあるようでした。

※「Connect」を選択すると↓が開きます。

「Terminate Cluster」


以上でした。

有難うございました。

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