Zenn
🍛

Open Source at AWSというページを今更見つけた

2024/05/30に公開
AWS
tech

Amazon Open Source Code of Conduct

https://aws.github.io/code-of-conduct

CDK（Cloud Development Kit）のAPI Reference内にAmazon Open Source Code of Conductなる規約へのリンクがあったので読んでみました。

日本語変換して読んでみる(※2024/5/29日時点)

Amazon オープンソース行動規範
この行動規範は、Amazon が管理するオープンソース コミュニティへの参加に関するガイダンスを提供し、容認できない行為を報告するプロセスの概要を示し、容認できない行為に対する結果を文書化します。組織およびコミュニティとして、私たちはすべての人に包括的な環境を提供することに尽力しています。

私たちの誓約:

私たちメンバー、貢献者、リーダーは、年齢、体格、目に見える障害や目に見えない障害、民族、性別、性自認や性表現、経験レベル、教育、社会経済的地位、国籍、容姿、人種、カースト、肌の色、宗教、性的自認や性的指向に関係なく、コミュニティへの参加が誰にとっても嫌がらせのない体験となることを誓います。

私たちは、オープンで、歓迎的で、多様性があり、包括的で、健全なコミュニティに貢献する方法で行動し、交流することを誓います。

ピアツーピアのディスカッション、フィードバック、訂正は、より強固で安全、そしてより歓迎的なコミュニティの構築に役立つと私たちは信じています。誰かが失礼な行動をしているのを見かけたら、そのような行動をやめるよう丁重に促してください。コミュニティ内の他の人もコミュニティの敬意を保つために協力したいと望んでいると考えて、そのためのあなたの意見を歓迎します。私たちは、紛争を平和的に、そしてコミュニティにとってプラスになる方法で解決することを目指しています。

当社の基準:

貢献者、メンバー、傍観者として、私たちはそれぞれ常にプロフェッショナルかつ敬意を持って行動する責任があります。私たちは他人に親切に接し、言葉の選択には注意を払います。

私たちのコミュニティにとってポジティブな環境に貢献する行動の例には、以下のものが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

他人に対して共感と優しさを示す
異なる意見、視点、経験を尊重する
建設的で実用的なフィードバックを与え、それを丁寧に受け入れる
説明責任と責任を受け入れ、私たちの過ちによって影響を受けた人々に謝罪し、経験から学ぶ
個人の行動よりもコミュニティ全体の健康と幸福を優先する
許容されない行為の例には、次のようなものがありますが、これらに限定されるわけではありません。

暴力的な脅迫、虐待的、侮辱的、差別的、または軽蔑的なコンテンツの使用
年齢、体格、目に見えるまたは目に見えない障害、民族、性別、性自認と性表現、経験レベル、教育、社会経済的地位、国籍、容姿、人種、カースト、肌の色、宗教、または性的アイデンティティと性的指向に関する不快なコメント
性的な言葉や画像の使用、およびあらゆる種類の性的関心や誘い
公的または私的な嫌がらせには、脅迫、ストーカー行為、不適切な社会的接触の繰り返し、望まないコミュニケーションなどが含まれますが、これらに限定されません。一般的に、誰かがやめるように頼んだ場合は、やめてください。
望む結果が得られないからといって、他人を叱責する。問題をすぐに解決するよう要求したり、「自分の主張を通すためだけに」他の問題を逸らしたり、無視されていると感じたときに個人的な侮辱をしたりすることは許されません。
明示的な許可なく住所や電子メールアドレスなどの個人情報を公開する
上記のいずれかの行為を主張または奨励すること。
執行責任:

コミュニティのメンテナーは (Amazon オープンソース チームと連携して) 許容される行動基準を明確にし、施行する責任があり、不適切、脅迫的、不快、または有害であると判断される行動に対しては適切かつ公正な是正措置を講じます。

コミュニティのメンテナーと Amazon Open Source チームには、この行動規範に準拠していないコメント、コミット、コード、Wiki 編集、問題、プルリクエスト、その他の投稿を削除、編集、拒否、または却下する権利と責任があり、適切な場合にはモデレーションの決定の理由を伝えます。

範囲

この行動規範は、すべてのコミュニティ スペースに適用され、個人がコミュニティを代表する場合にも適用されます。コミュニティを代表する例としては、公式の電子メール アドレスの使用、公式ソーシャル メディア アカウントを介した投稿、オンラインまたはオフラインのイベントで任命された代表者として活動することが挙げられます。

施行ガイドライン

コミュニティのメンテナーは (Amazon オープンソース チームと連携して)、この行動規範に違反していると判断した行為に対する処罰を決定する際に、以下の施行ガイドラインに従います。

  1. 是正
    コミュニティへの影響:コミュニティで非専門的または歓迎されないとみなされる不適切な言語の使用またはその他の行動。
    結果:違反の性質を明確にし、行動が不適切であった理由を説明する、非公開の書面による警告。公の謝罪が要求される場合があります。

  2. 警告
    コミュニティへの影響:単一の事件または一連の行為による違反。
    結果:継続的な行為に対する結果を伴う書面による警告。指定された期間、行動規範を施行する人々との一方的なやり取りを含め、関係者とのやり取りは禁止されます。これには、コミュニティ スペースだけでなく、ソーシャル メディアなどの外部チャネルでのやり取りを避けることも含まれます。これらの条件に違反すると、一時的または永久的な禁止につながる可能性があります。

  3. 一時的な禁止
    コミュニティへの影響:継続的な不適切な行動を含む、コミュニティ基準の重大な違反。
    結果:指定された期間、コミュニティとのあらゆる種類のやり取りや公開コミュニケーションが一時的に禁止されます。 この期間中、行動規範を施行する人々との一方的なやり取りを含め、関係者との公開または非公開のやり取りは許可されません。 これらの条件に違反すると、永久禁止につながる可能性があります。

  4. 永久禁止
    コミュニティへの影響:継続的な不適切な行動、個人への嫌がらせ、または特定の個人に対する攻撃や軽蔑など、コミュニティの基準に違反するパターンが見られる場合。
    結果:コミュニティ内でのあらゆる種類の公開インタラクションの永久禁止。

行動規範に関する問題の報告:

虐待、嫌がらせ、またはその他の容認できない行為があった場合は、 opensource-codeofconduct@amazon.comに連絡して報告することができます。すべての苦情は、迅速かつ公平に検討および調査されます。コミュニティのメンバーであれば誰でも、容認できない行為や嫌がらせの対象になっていなくても、行動規範の問題を報告できます。報告は非公開かつ安全に保管されます。

帰属:

この行動規範は、TODO グループによって確立されたテンプレートに基づいており、貢献者契約バージョン 2.1、Apache 行動規範、Indieweb 行動規範、および「Maintainer's Guide to Staying Positive (CC-BY-4.0、Jon Schlinkert )」からの資料が含まれています。

したがって、このドキュメント自体はCC-BY 4.0ライセンスで提供されていますが、このドキュメントを使用する場合は、Amazon および AWS への参照を削除または置き換えてください。

過去に何度か目にしたAWS行動規範とはまた別のようです。
https://aws.amazon.com/jp/codeofconduct/

WEBでさらっと検索にかけてみた所、2018年3月15日のAmazon Web Services ブログ「AWS ドキュメントがオープンソースになり、GitHub でご利用可能に」の中で既に当該規約へのリンクは存在しているようです。

また Amazon Open Source Code of Conductは https://aws.github.io/ 以下にあるようで、アクセスすると「Open Source at AWS」自体は↓画像のようなページとなっていました。

名前の通りAWSにおけるOpen Sourceプロジェクトへのリンクをコントリビューターとなる開発者に向けて公開しているようです。

Babelfish for PostgreSQL(Apache-2.0)
SQL用に書かれたアプリケーションからの通信をPostgreSQLが理解できるようにするSQL Server互換のエンドポイント。
EKS Distro(Apache-2.0)
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS)をベースとし、信頼性と安全性の高いKubernetesクラスタを作成するために使用される認定Kubernetesディストリビューション。
Bottlerocket(Apache-2.0/MIT)
コンテナをホストするLinuxベースのオペレーティング・システム
AWS Distro forOpenTelemetry(Apache-2.0)
OpenTelemetryプロジェクトのプロダクション対応、AWSサポート付きディストリビューション
Firecracker(Apache-2.0)
仮想マシン・モニター（VMM）によるマイクロVMの作成と管理
OpenSearch(Apache-2.0)
オープンソースの分散型RESTful検索エンジン。
AWS Amplify(Apache-2.0)
モバイルおよびウェブアプリケーション開発のためのオープンソースのフレームワークとツール
FreeRTOS(MIT)
市場をリードするマイクロコントローラおよび小型マイクロプロセッサ用リアルタイム・オペレーティング・システム（RTOS）
AWS CDK(Apache-2.0)
AWS Cloud Development Kitは、クラウドインフラをコードで定義するためのフレームワークです。

下部にAWS GitHub Organizationsとしてリンクが纏めてありました。

単純に私個人の勉強不足もあり、名前も聞いた事がないものもありますのでまた気になったものからそれぞれ確認してみたいと思います。

お手隙にアクセスしてみていただければ幸いです。

以上でした

有り難うございました。

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